灰の街の食道楽

人類圏の東端に位置する灰の街。
そこでは昼夜問わず灰が降り注ぎ、人々の生活を脅かしている。
そんな街を行くレインコートを着た二つの影があった。
一人は男、もう一人は異形の少女だ。
この物語は、そんな二人が街中のSFグルメを食い尽くすお話である。
(――というのは実は嘘で、実際は薄暗い殺伐とした世界でエージェントとして生きる二人が、ごはんを絡めて信頼を深め、一人前のバディとなるお話です)(サイトの紹介文より)
2021年3月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
食べ物系ではあるんだけど、世界観というか背景はけっこう暗め。主人公たちも殺伐とした仕事をやってたりして、グルメな話題の合間というか、仕事の方がメインならなかなか救いのないエピソードもあったり。逆にグルメなシーンがあるから救われてる感じもあるかな?
とりあえず紹介文の最後のところは当たっていますというところ。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
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