ホヅミ先生と茉莉くんと。

大学在学中に新人賞を受賞して、ライトノベル作家になった空束朔だったが、デビューから6年たっても重版した作品はナシ。つい先日も原稿にボツを食らって落ち込む中、担当編集が寄こしたらしい秘密兵器は…女子高生!? 白花茉莉と名乗る彼女は朔のファンらしく、身の回りの世話をかいがいしく焼いてくれ、おかげで朔は担当編集から課せられたラブコメ執筆を進めることができるようになったが…。
2021年2月に発売。
“Hello,Hello and Hello”(1巻の紹介はこちら)とかの“あの日、神様に願ったことは”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
ちょっと紛らわしいけど、「ホヅミ先生」=♂で、「茉莉くん」=♀(笑)
クリエイターと女子学生って組み合わせは、“14歳とイラストレーター”(1巻の紹介はこちら)を思い起こさせるけど、ヒロイン側の年齢が上がった分(?)、恋愛対象っぽい感じになってるというか。…まあ、いちおう理性のブレーキは効いてるけど。
最後はなんかちゃんと青春モノっぽい感じで、どういうエンディングになるかと思ったけど、ちゃんと落ち着いて良かった。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
タグ : ホヅミ先生と茉莉くんと。 葉月文
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