人生∞周目の精霊使い

たぐいまれな発想で、史上初めて時空の精霊クロノスとの契約に成功した精霊使いのジレッドは、召喚術を極めるために過去へと転移する。過去の自分自身を鍛え、その自分と融合して、さらに過去に転移し…を繰り返すことでひたすらに研鑽を積むジレッドだったが…。
2020年10月に発売。
“火の国、風の国物語”(1-4巻の紹介はこちら)とか“僕と彼女のゲーム戦争”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
何回も人生をやり直すというのが、なかなか地味に大変な作業。まあ、最適解とは言わないけど、ある程度うまく行く選択は分かっているから無駄ではないんだけどね。多くの精霊と契約して、身体も鍛えて、研究も重ねて…なんか“因果律”が仕事をしてない(笑) そうこうしてるうちに召喚術を極めたと呼べるレベルになっちゃって、いろいろ当初の歴史も変えてるはずで…ああ、そういうことか。で、覚悟は決まったけど、どうするんだろ?
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
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