やりこみゲーマーの異世界生産職冒険譚

どんなゲーム、たとえそれがいかなるクソゲーですら愛する男、乃木竜平。
彼はいかなるクソゲームでも楽しめる漢であった。
そんな彼がある日メーカー不明、発売日不明の最高に怪しいゲームソフトをワゴン100円で発見し、そのゲームのキャラメイクでよりゲームを楽しめそうな生産職寄りのスキルに偏らせて作ったキャラ本人として異世界に飛ばされてしまう。
何の知識もなく異世界に放り出され迷子になった彼は、燃えるような赤い髪を後ろで束ねた女性に出会い、彼が世界に影響を与える稀人という存在で、彼女は彼にとって終生の仲になるかもしれないと告げられる。
果たして彼は異世界で何を成す事になるのか。
冒険有り、笑いあり、友情あり、恋愛有りの生産職冒険譚がここに始まる!(サイトの紹介文より)
2020年9月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
キャラメイクの時点から懲りまくるとは。しかもステータスが貧弱になってもユニークスキル(内容は問わない)を選んだ挙げ句、生産職に。転生してもひとまずメニューやら装備やらの検証をして…ってな感じ。
まあ、生産については、試行回数がものをいう場合もあるので、これは普通のゲーマーっぽい感じもするかな。で、そのままだと街の外だとプチッといっちゃうんだけど、そこはユニークスキル「良縁」が良い仕事をしたというか。
ってな感じで、あんまり悲壮感なく、異世界観光を楽しみつつ、手に入れた素材で生産三昧。…ま、多少は戦闘もあるかな。
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
タグ : やりこみゲーマーの異世界生産職冒険譚 スコッティ
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