異世界召喚されてきた聖女様が「彼氏が死んだ」と泣くばかりで働いてくれません。ところでその死んだ彼氏、前世の俺ですね。

転生して平和な島国アストレアの期待されない第三王子として自由気ままに生きてきたエドワードだったが、女神によって召喚された聖女様の出現によって生活は一変する。
精神状態が天候に現れるという厄介な聖女様の世話役に聖女様が選んだのは……見目麗しい兄達ではなく地味なエドワードだったのだ。
女神様から与えられた使命を放棄して泣き続け、雨ばかり降らせる聖女様の世話なんて面倒な上、責任重大。
どうして泣くのかと理由を聞けば「彼氏が死んだ」。
そんな理由でお前は泣かないだろう。
分かっているんだからな。
その死んだ彼氏、前世の俺だから。(サイトの紹介文より)
2020年7月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“BLゲームの主人公の弟であることに気がつきました”とか“多分僕が勇者だけど彼女が怖いから黙っていようと思う”の作者の新作。
なかなかエグい感じの振られ方をして、出足はヒドかったけど、蓋を開けてみたらそうでもないというか。結局、彼女には振り回されっぱなしということかな(笑) デフォルトは、泣くと雨が降るんだけど、雷やら地震やら、機嫌がいいと桜が舞ったりもするとか…何でもありだな。。。まあでも仲良くやれてる感じでいいんじゃないかね…。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
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