可愛いかがわしいお前だけが僕のことをわかってくれる（のだろうか）

中学の同窓会で東大に通っていると嘘をついてしまった浪人生の夢野巡。自殺をしようと思ったら、ドロルフィニスと名乗る少女の姿をした悪魔が止め、巡の魂と引き換えに快楽を教えてくれるというが…。


2020年7月に発売。
“ぼくの妹は息をしている（仮）”の作者の新作。
青春ものでファンタジー混じりなのかと思ったら、確かにそういう設定なんだけど、何やら作風は前作とそんなに変わらんというか。
設定というか出足は古典の「ファウスト」なんだけど、巡がヘタレなのでいろいろうまく行かんというか。まあ、最後には二人で完結してたけど（笑）
全体としては、ぼちぼちってところかなぁ。

★やまぞ～的評価：○