家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?1

両親をとうに亡くし、引き取ってくれた祖父も亡くした黒川真は、将来に不安を抱えているところを遠縁と称する草原宙子に連れられ、そのまま家に住まわせてもらうことになる。ところが、それは中学の卒業式で告白を断った草原姫芽の家でもあった。他に二人の姉妹も加え、賑やかな女だらけの家に居候することになった真は…。
2020年5月に発売。
“俺はまだ恋に落ちていない”(1巻の紹介はこちら)とか“天壌穿つ神魔の剣”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
何とも絶妙にきまずいシチュエーションで、そもそも何を考えているか分からない長女と、クールな次女と、ツンツンしている三女(姫芽)と、無邪気に懐いてくる四女と、タイプは違うけど、年頃の女の子四人と同居って、嬉しいハーレムというよりは、なんかいたたまれない感じになってる真。おまけに姫芽についてはお互いに引きずってるしね。
まあでも、いっしょに暮らしながら、ちょっとした事件とかもあって、少しずつ仲良くなって…ってな感じ。最後はけっこう姫芽がぐいぐい来たりして、全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
→2巻の紹介はこちら
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