（コミック版）その冒険者、取り扱い注意。1

冒険者としては少数しか存在しないとはいえ、その魔法使いはありふれた冒険者の一人に過ぎないハズだった。

普通に冒険者ギルドに登録し、普通に迷宮攻略を開始し、少々効率はいいものの普通に成長を重ねる。

だがその冒険者が普通にレベルを上げてゆくに従い、世界は「普通」からほど遠くなってゆく。
本来辿るはずであった歴史から大きく逸脱してゆく。


なぜならば、その冒険者は本来世界が辿るべき歴史とそのあらゆる派生を識る者。

ヒイロと名乗るその冒険者は普通?　の冒険者暮らしを続ける裏で、『黒の王』として無敵の配下と居城『天空城』を率い、本当はあり得ないはずだった己の望む未来を切り拓く!（サイトの紹介文より）


2020年3月に発売。
元はweb小説（サイトはこちら）。
書籍版はすでに出ていて、そのコミカライズ。
仕事に追われる勤め人が、ネットゲームに金をかけまくり、何度もやり直しをして100回目。ゲームの世界に転移しちゃって…って感じなんだけど、せっかくゲームの中に入ったので、いつもの繰り返しじゃなくて…と自分の城から出て、冒険者に。
楽しむ一方で、こんなことにした原因かも知れない運営側の対応を探る的な。いろいろおかしなことは起こってるけど、まだつながってこないかなぁという感じ。
全体としては、まあまあ面白かったかな。

★やまぞ～的評価：○