月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい

社畜の松友裕二が深夜残業から帰ると、お隣の早乙女ミオさんが鍵をなくして立ち往生していた。ベランダを飛び移って鍵を開けた松友の「おかえりなさい」が、仕事はできるのに私生活ではコミュ障な早乙女さんに突き刺さる。
「もう一生、誰にも言ってもらえないって思ってました。明日も、どうか明日も言って下さい」
「残業で帰りが遅いし……」
「私が月30万で雇います!」
有力企業につとめる早乙女さんの力でブラック企業から引き抜かれた松友。
転職先は早乙女さん。
業務内容は、エリートだけどポンコツで寂しがりな早乙女さんに「おかえり」を言うこと。
こんな労使関係ならアリかな、というお話です。ハッピーエンドへ邁進中。(サイトの紹介文より)
2020年4月に発売。
タイトルの通りというか、紹介文の通りというか(笑)
いちおう主夫っぽい感じなんだけど、早乙女の方がけっこう労使関係にこだわるので、何となくあと一歩を踏み出せないというか。
とはいえ、早乙女がポンコツというか、テンパって幼児退行するところも見せてるから、いい加減付き合っちゃいなよという気はするが(笑) ストレートな感じのタイトルと、脇道にそれずにハッピーエンドまで走りそうなのがいい感じで、全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
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