異世界で姫騎士に惚れられて、なぜかインフラ整備と内政で生きていくことになった件

会社帰りに道を普通に歩いていたら、どこかの国の謁見の間の赤絨毯の中央を歩いていた主人公、もちろん捕まる。
どこの国の言語でもないので、慌てていたら教会っぽい所の謎の儀式で会話と読み書きだけはどうにかなり、異世界だとわかりそのまま保護された城で働かせてもらい、算数と事務能力で書類仕事をするが、色々と数字を誤魔化している貴族を突いたら国境近くの防衛拠点に左遷された。そして始まる戦争。
とりあえず上司を説得して防衛能力を飛躍的に上昇させるが、国自体が戦争に負けた。
そして可愛いんだけれど、常に前に出たがるイノシシみたいな性格の姫様に勝ったら惚れられ、停戦後に交換する捕虜の名前と一緒に、俺の名前があったらしい。
しかもなんか婿に来いって条件で、賠償金も安くなるとか言われ、国は負けたので普通に俺を差し出した。
異世界で姫騎士に惚れられて王族に婿入り決定ですか……。(サイトの紹介文より)
2019年10月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
戦いで勝って、戦争で負けて、捕虜のはずなのに王女の婿。戦闘力で活躍したはずなのに、内政で活躍という何ともな人生。姫騎士さんとは仲良くやってるし、家族(王族)仲も悪くないし、内政の提案は評価されて順調に実績も積んでるから、勝ち組ではあるんだけどね。
けっこう好き勝手やって、周囲が呆れてる感じもあって、その辺はチートものっぽいけど、何というか地味な感じはするなぁ。まあ、時々やんちゃしてて、それはそれで。
全体としては、けっこう面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
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