神々に育てられしもの、最強となる

神々の住む山に捨てられた赤ん坊ウィル。
彼は神々に拾われ、愛情を注がれ育つが、ある日、育ての親の教育方針の違いに巻き込まれる。
「この子には剣の才能がある、無双の剣士にしよう」
「いいえ、この子は優しい子、最高の治癒師にしましょう」
「いや、この子は天才じゃ、究極の魔術師にしよう」
神々の教育方針は分かれ、喧嘩になるが主神の一言によって場は収まる。
「というか、それらすべてを教え込めばいいのでは?」
こうして剣の神、治癒の神、魔術の神に英才教育を受けた少年ウィルは、あらゆる技術を習得し、最強となる。(サイトの紹介文より)
2019年9月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“リーガル・ファンタジー”とか“魔王軍最強の魔術師は人間だった”とかの作者の新作。
そのままだったら、ひたすら鍛えて知られざる最強になるところだけど、一人の巫女が連れ出しに来るという展開。勇者特有の印はないけど、ウィルは勇者に違いないってことで、お供になって世界を廻ることに。人助け(特に女性)をちょこちょこやって、…ああ、ヒロインは増やさないのか(笑)
なんか魔王が出てきても瞬殺しそうな感じだったり、危機に陥ったら神様とか出てきそうだったりするけど、全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:◯
タグ : 神々に育てられしもの、最強となる 羽田遼亮
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