吸血鬼に天国はない1

大戦と禁酒法を経て、マフィアが幅をきかせるようになった街で、運び屋シーモア・ロードがある日受けた仕事は少女の配送だった。何でも運ぶのをモットーにしているため、依頼通りに配送するが、送り先の家に着いたら、その家が爆発、撃たれて死んだはずのその少女ルーミーはケガが治っていた。何でも吸血鬼だという。マフィアに狙われているルーミーを匿い、一緒に過ごす内に…。
2019年8月に発売。
“賭博師は祈らない”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
時代背景やら、主人公のやる気の無さ(笑)やら、前作に通じるものがあるんだけど、こっちはきっぱりファンタジーだなぁ。…とはいえ主人公が魔法唱えたりはしないんだけどね。
一緒に暮らす内に、ろくでもない裏事情とかも分かって、いろいろ悩んだシーモアが踏み出した一歩は…ってな感じだけど、前作を気に入ってたら今回のも楽しめそう。
全体としては、まあまあ面白かったかな。。。(あまり意外性はなかったのでちょっと厳しめ)
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
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