甲冑武闘

ランカスター方ノーサンバーランド伯の配下で、国境警備騎士のウィリアムは、老齢ながら甲冑を着た騎士同士の戦いのエキスパートだった。分厚い甲冑を着て、重たい武器を振り回すだけの他の騎士と違い、工夫を凝らして、敵を倒していた。そんな中、ウィリアムに挑戦したのは、まだ若いものの、ウィリアムと同じく戦う工夫をしているように見えるジョンだった…。
2019年4月に発売。
“狼の口”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
短編集。
本のタイトルにもなっている“甲冑武闘”は最初に収録されている話だけど、他にも剣闘奴隷の話なんかもあって、ああでも全然関係ない感じの話もあったか。なかなかエグいシーンも書く作家さんで、その辺は本作でも健在というか。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
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