100人の英雄を育てた最強預言者は、冒険者になっても世界中の弟子から慕われてます

――最強の英雄の師匠は更に最強でしたが、今は弟子に内緒で旅してます――
邪神との戦争を終わらせ世界を救った100人の英雄を育成した男アイゼン。彼は、英雄たちを守った代償として体に受けた傷を異界で癒していた。その間、アイゼンに守られた英雄たちはその能力を活かし、各地で重役となりながら世界を発展させていく。その結果報告を、百英雄は自分達が慕う師匠のアイゼンに逐一報告していた。「是非、会いに来てほしい」とも。
それを見ていたアイゼンは、ある日、決断した。
「国々を旅して、弟子がお勧めしている世界の名所を見て回ろうか。楽しそうだし」
「いいですねアイゼン先生。では、お持て成しをしたいという皆様にご一報を?」
「いや。弟子も大変な立場を持っているんだし。負担を掛けないように、お忍びで見て、軽く挨拶するだけにしよう」
こうして、英雄たちの師匠であるアイゼンは、世界の重役である弟子たちが盛り立てる世界をお忍びで己の力を隠しながらひっそり、しかし裏では頼りにされながら、余裕を持って自由に旅をしていく。(サイトの紹介文より)
2019年6月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“俺は料理と家事で魔王を骨抜きにする”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
タイトルが長い分、中身が分かるというか。
気ままに旅しつつ、あちこちで人助けしてる感じで、弟子たちの悩みのその過程で何となく解決。弟子には極力会わずに(意図してではないけど)…ってところが奥ゆかしい感じ?w まあでも物語的には会わなきゃなんだろうけど、一人会うのにけっこう時間かかるね(笑) この調子だと全員に会えるのか…?
全体としては、まあまあ面白かったかな。。。
★やまぞ~的評価:◯
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