のけもの王子とバケモノ姫

巨大な壁を建設し、中に閉じこもった人間達。人口が増え、科学が発達したことで、外へも拡張する計画が出る中、不治の病にかかった第三王子シュウは、感染の可能性を疑われ、壁の外に追放されてしまう。ちょうどそこに人間と敵対する異形のモール族が襲来し、ひょんなことからシュウは彼らと同行することになり…。
2019年5月に発売。
異形っていっても、いろいろありすぎ。大きさまでバラバラだしなぁ。ヒロインは比較的人間に近いけど、逆にそれが差別の対象だったり。で、主人公のシュウの方は最初は腐ってたけど、途中から開き直った感じで、むしろ積極的にモール族に馴染んでって、なんというかもともと素質は悪くないのか、いろいろ考えて、いろいろできるようになって…ってな展開。ちょっと異色な感じだけど、剣と魔法の話だし、ファンタジーではあるよな。
全体としては、けっこう面白かった。
あとはタイトルの言葉の対比がなかなか良い。
★やまぞ~的評価:○
タグ : のけもの王子とバケモノ姫 平尾隆之
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