窓際の天才軍師
武田晴人は、異世界の孤児ハルトとして転生した。
生まれは孤児でも、元日本人としての教養を持っているだけで、中世風ファンタジー世界では超絶なる知的エリート。
前世ではなれなかったお気楽公務員になってのんびり暮らそうと、王立の最高学院をなるべく目立たない成績で卒業して地方書記官として派遣される。
そこまでは順調だったのだが、たった三ヶ月で赴任した小都市カノンが陥落。
絶望的な状況の中で撤退戦を成功させてしまったハルトは、祖国の英雄、奇跡の天才軍師として祭り上げられてしまうのだった。(サイトの紹介文より)
2019年3月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“ジェノサイド・リアリティー”(紹介はこちら)とか“酷幻想をアイテムチートで生き抜く”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
策を巡らして、楽しようとか考えてるのに、思惑と違った結果になるってところでは“天才王子の赤字国家再生術”(1巻の紹介はこちら)に通じるところがあって良い感じ。まあ軍師とはいえ、命令される立場なので、英雄扱いされちゃって、にっちもさっちもいかないというか、右に左にというか(笑) …がんばれ。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
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