ニトの怠惰な異世界症候群
17歳の政宗は虐めによる絶望の末、校舎の屋上から飛び降りる。だが直後、クラス転移に巻き込まれてしまう。
気づくとそこは王座の広間。目の前には王様や王女の姿があり、生徒たちはそれぞれ賢者や勇者、上級騎士といった《上級職》を授かる。
だが一方、政宗が授かったのは治癒師《ヒーラー》。
それは攻撃魔法すら扱うことのできない、《最弱職》であった。
政宗は無能と罵られ、一人、理不尽に王女の転移魔法で飛ばされてしまう。
どこかも分からない暗闇に至り、彷徨った末、スキル《反転の悪戯【極】》を手に入れた政宗は、治癒魔法《治癒/ヒール》を反転させることで、すべてを蝕む赤黒い波動。《侵蝕の波動》を手にする。
《最強》の力を手に入れた政宗は、自身を虐げたクラスメートや王女への復讐を誓い、魔族や人間や白猫族など、仲間と共に異世界へと旅立っていく。(サイトの紹介文より)
2019年3月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
ちなみに“ニト”っていうのは、政宗の偽名。
最弱のヒーラーと馬鹿にされながらも、特殊なスキルで無双。政宗を評価してくれて仲良くなった人もいたんだけど、それでも復讐の念は止まずに…ってな感じ。復讐絡み以外だと、真面目(?)に冒険者やってて、なんか切替というかがすごい。まあでも死にかけてたしなぁ。。。
並行して、城に残った連中とか王女の話も出てきたりして、そっちはそっちでいろいろあったりして。
全体としては、けっこう面白かったかな。
★やまぞ~的評価:◯
タグ : ニトの怠惰な異世界症候群 蒸留ロメロ
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