火の国、風の国物語1-4
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領主の横暴と圧政に反乱を起こしたジェレイドとミーアたち。
反乱の余波で領地を侵略されたファノヴァール家の4代目当主アレス。
ベールセール王国の多くの人間を巻き込んで、反乱は拡大していく…。
2008年9月に4巻が発売。
本屋でタイトルと絵にひかれて買った。読んで作家を確認したところで、“タクティカル・ジャッジメント”を書いた人だと分かる。“タクティカル~”はめちゃくちゃ現代の話で裁判もの。こっちはがっつりファンタジー。
主人公のアレスが、まためちゃくちゃ強い。まあ、強いは人間離れしているけど、その分、鈍感で政治的な才能は全くない。頭は悪くないけどね。
その他、サブキャラとして、怪しげな存在“パンドラ”(他人に見えず、未来が分かる。ちょこちょこ現れてアレスに助言する)やら王女様やら、彼を殺そうとする宰相やら。“悪”ってワケではない反乱軍側も色んな人物が出てくる。
主人公の出自の秘密やら、パンドラの正体やら、いろいろ謎のまま内乱は進行中って感じ。
★やまぞ~的評価:◎
→5・6巻の紹介はこちら
タグ : 火の国、風の国物語 師走トオル タクティカル・ジャッジメント
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