1日外出録ハンチョウ8

帝愛の劣悪債務者が収容される強制労働施設。決められた年数を勤めるまで出られないが、例外として“1日外出券”が販売されていた。簡単には手が届かないその券だが、E班トップ大槻は定期的に購入して外に出ており…。
2020年4月に8巻が発売(前の紹介はこちら)。
今回もなかなかカオスな感じで、食べ物系は自炊が飛び出たり、なぜか九州話が出たり。
個人的には、お菓子の話とか中華の話で、けっこうお安めなネタが出てきたのがちょっと笑えた。庶民に優しいというか。
あと、監視役の黒服ともだいぶ仲良くなってるなぁ…(笑)
★やまぞ~的評価:○
→9巻の紹介はこちら
タグ : 1日外出録ハンチョウ 上原求 新井和也 福本伸行 萩原天晴
ミリモス・サーガ

日本で暮らしていた大学生が、帰省中に電車事故で異世界転生。
生まれなおした先は、山間部にある弱小国の王子。しかも七人兄弟の末っ子!?
しかもこの世界は、二つのそれぞれの道でぶっちぎりの技術力を誇る大国が大陸の覇権をかけて戦い、小国たちは二大国に睨まれないようにしながら互いの領土を奪い合う戦国の様相。
果たして主人公――末っ子王子の『ミリモス・ノネッテ』は生き残り、立身栄達を果たせるのだろうか!!(サイトの紹介文より)
2020年6月に2巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
チートは弱めだけど、魔法が使えるし、なんか鍛えたら剣も強くなったし、知識もある…って、十分チートだろ。
二大国とは対立せずにやってても、小国同士では小競り合いが頻発。で、主人公の国は他と比べても厳しい感じ。まあ、そこをどうにかするのが幼くして元帥になっちゃった主人公の役目なんだけど…。
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
イケメンに転生したけど、チートはできませんでした。

イケメンに転生したけれど、よくあるWeb小説のようなチート能力がなかったので、俺は普通に幸せになろうと思う。
なんだか公爵令嬢に注目されてる? さらにはピンク髪の少女が何か喚いているが、なんだろう? ま、俺には関係ないけど。
俺は、可愛い彼女と異世界ライフを楽しめればそれで良いのだ。
注)乙女ゲームを全く知らない主人公が、乙女ゲームの世界に転生して、その事を全く知らないまま異世界ライフを楽しもうとしてたら、知らないうちに乙女ゲームシナリオに巻き込まれて行く話です。
主人公が、この世界が乙女ゲームの世界だと気づくことは、おそらくありません。(サイトの紹介文より)
2020年6月に3巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
乙女ゲームの世界に転生! なんだけど、主人公は攻略対象だったりして、でも、乙女ゲームの世界とは知らないので、好き勝手に生きるというか。転生前の知識はあるので、チートというほどではないんだけど、ちょっと環境を良くしてみたり。乙女ゲームだと知って転生している女の子もいて、ゲームとの相違に頭を悩ましたりするんだけど…ってな感じ。主人公がだいぶアホの子っぽいんだけど、ある意味、貴族にしては素直なのが逆に事態を動かすというか。。。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
(コミック版)村づくりゲームのNPCが生身の人間としか思えない1

三十路を過ぎた引きこもりのニート良夫に差出人不明の小包が届く。その中身はゲームディスクで題名が『命運の村』と書いてあった。趣味の懸賞で当てたゲームだろうと気軽な気持ちでダウンロードすると実写と見紛うような美麗なCGのゲームが始まる。
ゲーム内の村人たち全員が高性能AIで、まるで人間のような挙動をすることに戸惑いつつもゲームにハマっていく。そのゲームで良夫は運命の神となり村人を導く立場となるのだが、ゲーム内でやれることは一日一度の神託という名の指示を出すことと、村人たちの感謝の気持ちをポイント化して実行できる奇跡の力のみ。
神のように崇められる自分と現実の情けない自分。その違いに苦悩しながら時に村人を救い、時に村人に感化され良夫の現実世界は好転していく(サイトの紹介文より)
2020年5月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
書籍版はすでに出ていて、そのコミカライズ。
引きこもりも原因はちゃんと(?)してたんだけど、もはや過去の話。で、テストプレイと思ってやってみたら、完成度が高いのと意外と自由度が効かないのとで、やきもきしつつ、画面の中のみんなが懸命に生きてるのでそれに触発されて自分を変えようと一歩を踏み出す…って感じかな。受け答え的なものを含めてNPCのはずのゲームのキャラが…ってなことはタイトルに書いてあるけど、その謎が分かるのはちょっと先かなぁ。。。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
→2巻の紹介はこちら
俺の女友達が最高に可愛い。2

いろいろアドバイスをくれたバイト先の後輩・琴吹が、実は自分のことが好きだと知って驚くカイ。カレシカノジョの関係はめんどうくさいと思うカイに琴吹は、お試しでデートをすることを提案し…。
2020年6月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
まあ、いろいろ歩いてるところでジュンと会うのはお約束というか。…まあ、怒るポイントが他と違うけどね。
その後なんやかんやありつつ、やっぱり男女の恋愛はめんどうくさいと感じるカイと、ジュンと出逢って焦る琴吹。お互いの気持ちはすれ違うんだけど…ってところで、この話だとどう落ち着くのかと思ったら。。。なかなかにほわっとした感じだな。というか琴吹が策士な感じで良いかも。。。
★やまぞ~的評価:◯
タグ : 俺の女友達が最高に可愛い。 あわむら赤光
(コミック版)七つの魔剣が支配する2

早速にキンバリーの洗礼を受けるカティだが、いっしょにいたオリバー達の助けもあって、授業をこなしていく。一方、ナナオはオリバーに試合を断られた時から悩んでいるらしく…。
2020年4月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
みんな色んな事情とか背景を抱えて、キンバリーに来てるからね。譲れないところはあるんだろうけど、なにげにこの6人は歩み寄ったり、少し譲ったりしていっしょにいる感じ。授業やら先輩やら教授やら、難題が降りかかってくるけど、みんなで何とかこなす的な。。。
★やまぞ~的評価:○
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タグ : 七つの魔剣が支配する 宇野朴人 えすのサカエ
田中家、転生する。

特に山もなく、谷もなく、結婚もなく、警察沙汰もなく、ただ社会のルールに則って慎ましく生きてきた田中家。
猫をこよなく愛し、また猫に愛され平凡に生きてきた田中家。
何かと最後の詰めが甘く、残念な田中家。
そんな田中家を襲った突然の大地震。
あわや全滅かと思いきや、一家揃っての異世界転生。
ここは乙女ゲームの中なのか。
どこなのか。
悪役令嬢なのか。
攻略対象なのか。
誰も知らないわからない。
あの魔物がべらぼうに強い。
なのに魔法も使えず、スキルもない。
頼みの綱は猫と蜘蛛?
出来ることと言ったらお裁縫と虫の世話。
そんな異世界で、取り敢えず平和に、また慎ましく生きていきたい田中家の話。(サイトの紹介文より)
2020年6月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
一家そろって転生して、また同じ家族構成の一家に。…一人二人ぐらい入れ替わってても面白かったかも知れんけど。。。
前世ではひたすら残念だったけど、今世ではなまじ地位があったり金があったりするだけに、ある程度の残念は許された挙げ句、それで成果を出してしまうのでなかなかに罪深い。時々、誰もブレーキをかけない状態になって、一家総出で暴走状態とかすごいことになってるし。。。(笑)
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々1

かつての神々の覇権戦争で勝者となったヤルダバオト。その教団の下級聖職者“祈師”であるギィは、外見は最悪で、言動も不良という、神官崩れだったが、戦争で破れた側の天使チェルシーを奴隷として、連れていた。だが、その関係は良くある主従関係ではなく、ギィがチェルシーを甘やかすもので…。
2020年6月に発売。
別にチェルシーの方が騙されてるわけではなくて、チェルシーの方もギィを信頼しているというか甘えてる感じで、ラブラブというか。とはいえ、あちこちに元神やら精霊やらがいる世界、神官たるギィも調査やら討伐やらにかり出されて…ってな感じの展開。タイトルがゆるめな話かと思ったら、ところどころでけっこうシリアスな戦闘シーンとかもあって、ギィもチェルシーも意外とやる感じ。…まあでも、敵も神だったり精霊だったりするからなかなか手強いんだけどね。。。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
→2巻の紹介はこちら
タグ : 邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々 千羽十迅