茶の湯のじかん1

上司との人間関係のこじれから30歳で転職した茶々原水希。契約社員として仕事はしているが、寮生活のなごりで人と一緒に生活をしたくてシェアハウスに住んでいた。そんな水希と一緒に住むことになったはフランス人のエマ。なんと茶の湯が趣味で、水希よりも日本文化に詳しいエマにいろいろと教えられ…。
2019年3月に発売。
タイトルまんまというか、最初はお茶請けのお菓子にひかれて、たしなむようになったお茶だけど、だんだんそのものに惹かれて、自分でも点てたり、道具を買ったり。そこまで無趣味だったのがのめり込むというか、新しい世界に飛び込んで、色んなことを体験していくのが良かった。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:◯
現実主義勇者の王国再建記10

東方諸国連合から帰ってきたソーマは、リーシアが産んだ双子のわが子に首ったけになるが、いよいよ結婚式と戴冠式の日取りが決まったということもあり…。
2019年6月に10巻が発売(前の紹介はこちら)。
おお、大台で国王就任か。まあ、ちょうど区切り的にいいというか。
中身としては、親バカと、国内結婚ブームというか。今まで宙ぶらりんだったのがちゃんとくっついて、結婚してなかったのがこれを機に結婚という。身分差とか一夫多妻とかいろいろだけど、幸せ満載な感じで良かった。
★やまぞ~的評価:◯
→11巻の紹介はこちら
タグ : 現実主義勇者の王国再建記 どぜう丸
かぐや様は告らせたい14

家柄も良い秀才が集う秀知院学園。しかも生徒会での会長と副会長の白銀御行と四宮かぐや。周囲の噂も二人ができているものとしていて、本人同士も惹かれているのだが、お互いにプライドが高く自分から告白するのを良しとしない。その結果、相手から告白させようと意地を張ることになり…。
2019年3月に14巻が発売(前の紹介はこちら)。
かぐやにアメリカ行きをバラして、ある意味、危機感を煽った感じ。で、そんな中で文化祭の最終日、白銀のしかけが炸裂して校内は賑やかな感じに。まあでもキザったらしいことやった甲斐があったというか、一気に仲が進んだ…のか? いや進みすぎだろ(笑)
★やまぞ~的評価:○
→15巻の紹介はこちら
タグ : かぐや様は告らせたい 赤坂アカ
お知らせ:最強魔王はダンジョン経営で荒稼ぎを始めます!1

人間と魔物との戦いは終わったものの、まだまだ両者の溝は深い。そんな中、相互の理解を深め、魔物や冒険者にも仕事を与えるべく魔王レグナンドが思いついたのは、エンターテインメントとしての迷宮だった。勇者を初めとした人間のパーティが宝物やクリア報酬を目当てに迷宮に挑み、魔物側はそれを妨げる。見物する人たちもお金をかけられるようにして…。
2019年6月に発売。
“征天の無双神器”とか“異世界攻略のゲームマスター”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
戦争が終わって平和になったけど…という設定で、エンタメとしてダンジョンを使おう的な。
ダンジョンメーカーのようなどれだけすごいダンジョン作るか、というのではなくて、むしろ魔物と人間の融和とか、乗り込んできた冒険者をいかに引っかけるか的な方向かな。まあ、まさにエンタメっぽくて良かったけど。
というか、レグナンドの周りは、王女とか勇者とか、一足先にだいぶ友好的な交流が進んでる感じ(笑)
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
→2巻の紹介はこちら
天才王子の赤字国家再生術4

西での騒動が落ち着いたと思ったら、今度はアースワルド帝国で、皇位継承者による会談が持たれることになり、招待状が送られてくる。そこでは新たな皇帝は決まらないとみたウェインは会談への不参加を決めようとするが、妹のフラーニャ王女が出席を表明する。不安はあるものの、ニニムをつけて送り出すが…。
2019年6月に4巻が発売(前の紹介はこちら)。
ここに来てフラーニャか。まあ、ここまで出番が少なくて可愛そうな感じだったけど。
おおでも、さすがウェインの妹というか、まだまだ修行中な感じもありつつ、なんかこのまま成長したら正統的な王族になりそうな気も。
いろいろ予想通りだったり予想外なことも重なって、何やら皇位継承問題も一歩前進か。というか、ナトラがまた勢力を拡大してるんだが、そのうちあちこちから叩かれるんじゃないか…?
★やまぞ~的評価:◯
→5巻の紹介はこちら
タグ : 天才王子の赤字国家再生術 鳥羽徹
特別に可愛く見えるのです。1

大柄で無口な大野人良と、小柄で地味な小波みのり。お互いに相手のことを“可愛い”と思っているものの、そうとは知らず…。
2019年3月に発売。
大野の視点で始まったから、小波が可愛いのかと思ったら、小波視点も入ってきたり。…まあ、普通、大柄で無口なのを可愛いとは思わないよなぁ(笑)。。。という意味では小波の感性が特殊なのか?
でも、小波に可愛いと思われたくて、いろいろやらかす大野がけっこう面白かったり。。。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 特別に可愛く見えるのです。 魚森タラ
百錬の覇王と聖約の戦乙女18

大陸脱出の計画の計画が進む中、“炎”の信長との覇権をかけた戦いが始まる。動員数で上を行かれたため、砦によっての防衛戦となるが…。
2019年6月に18巻が発売(前の紹介はこちら)。
何というか、いろいろ考えても吹っ飛ばされるのが何とも。。。まだ破綻はきたしてないけど、なんか厳しい状況だなぁ…。
★やまぞ~的評価:○
→19巻の紹介はこちら
タグ : 百錬の覇王と聖約の戦乙女 鷹山誠一
幼なじみが反対しますが秘密結社を廃業することにしました

日本経済に大きな影響を与えるほどに巨大化した悪の秘密結社・ダークハドー。その三代目首領となった鳩宇春也は、結社の解体廃業を宣言する。各方面の影響をできるだけ抑えるため綿密に計画を進めていたが、戦闘員や下部組織、日本政府からも反対者が出て、中でも幼なじみの戦闘員・蓮杖ルミカは強硬に反対し…。
2019年5月に発売。
“あそびにいくヨ!”(コミック版1巻の紹介はこちら)とか“ウォーロック・ウィッチクラフト”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
何というかタイトルそのままなんだけどw、周囲に与える影響の大きさは予想外というか、まあ企業も大きいと簡単には潰れない(潰せない)しね。悪いこと考えるのもいるし。
今回の騒動は何とかなったけど(悪の組織らしく、最後は力技w)、まだ廃業するまでには少しあるし、わちゃわちゃしそうな…?
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○