通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?1
見た目が十代にも見える母親・真々子を持つ高校生・大好真人。政府の調査員なる人間に案内されて、ゲーム世界に転送されるがなぜか母親同伴。しかも勇者の真人よりも強力な武器を装備して…。ゲームのことは分からないけど強い母親とともにゲーム世界で冒険をすることになってしまい…。
2017年1月に発売。
アホっぽいタイトルに惹かれて読んでみた。
…まあ、タイトルのまんまなんだけど。母子の絆を欲しがる真々子に振り回されつつ、なんだかんだと一緒に冒険する真人で、暴言吐いて泣き落としされって感じ。
変な仲間も増えて、思い通りに行かない冒険を続けて…まあ、絆は強くなったのかなぁ。
ラスボスまわりはそれなりに考えられてて、ラストはちょっぴりシリアスだったけど、全体としては、けっこう面白かった。
というか発想の勝利か(笑) …しかも2巻出るんだ。。。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
ベルサイユオブザデッド1
婚姻のためオーストリアからフランスへと向かったマリー・アントワネット一行。しかしその道中で「不死者」の群れに襲われてしまう。密かに同行していたマリーの双子の弟・アルベールは姉の危機を前に、尋常ならざる決断をするが――?(裏表紙の紹介文より)
2017年1月に発売。
“放課後のカリスマ”とか“2DK”とかの作者の新作。
歴史の裏というかifとかっぽい感じなんだけど…、“男の娘”ものか。しかも何やらBLに発展しそうな雰囲気が…。
まあ、アルベールの壊れっぷりとか、不死者との戦闘シーンとかはなかなかいいんだけど。。。
全体としては、まあまあ面白かったかなぁ…。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
タグ : ベルサイユオブザデッド1 スエカネクミコ
落第騎士の英雄譚10・11
七星剣武祭が終了して、仲良くなったメンバーと打ち上げをする一輝たち。皆が騒ぐ中、一輝は最後に発揮した力について月影総理から教えられたこと、そして月影の暁学園立ち上げの理由を思い出す。気を引き締める一輝だったが、その前にさらなる難題が…。
2016年4月に10巻、2017年1月に11巻が発売(前の紹介はこちら)。
ヴァーミリオン皇国に行って、ステラの両親に挨拶とか、ある意味これ以上ない難題だな。
しかも心配した通り、難題になってるし。…しかし国民全員のアイドルだとか、みんなでよってたかって一輝にぶちのめそうとするとか。って感じで10巻は平和だったんだけど、11巻は殺伐とした感じに。舞台が一気に世界に広がったな。世界状勢が不穏な感じだからしょうがないけどね。どっちにしても、ステラが狙われてるわけだし、巻き込まれてはいただろうけど。。。
★やまぞ~的評価:○
ダンベル何キロ持てる? 1
食べ歩きが趣味の紗倉ひびき。友人に太ったと指摘され、ジムに通うことに。なぜか学院でも有名なお嬢様に出会って、一緒にトレーニングをすることに…。
2016年12月に発売。
トレーニングって短期的には体重増えるんじゃ…? ってちゃんと話の中でも出てきてた。まあ脂肪を筋肉に変えれば基礎代謝が上がるから、長期的には痩せるんだろうけど。。。
というか、食べる量を減らさないとそもそもどうしようもないだろうに(笑)
筋肉とかトレーニングとかには詳しくなれるかなぁ。
全体としては、まあまあ面白かったかな。。。
★やまぞ~的評価:○
タグ : ダンベル何キロ持てる?1 サンドロビッチ・ヤバ子 MAAM
螺旋のエンペロイダー4
虚宇介とそらを中心にエンペロイダーの謎が収束していく中、統和機構の各勢力も彼らの身柄を追い求め…。
2017年1月に最終4巻が発売(前の紹介はこちら)。
というか正確には虚宇介か。ここにきてどこか傍観者だった虚宇介も他人事じゃいられなくてってところかな。つかみどころのない感じだったけど、最後はそれなりに主人公っぽかったかな。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 螺旋のエンペロイダー 上遠野浩平
憂国のモリアーティ1
19世紀末のロンドン。モリアーティ家の長男アルバートが孤児の兄弟を引き取ったことで歴史は動き出す。当時の腐った貴族たちに怒りを抱いていたアルバートと孤児の兄弟は、社会を、国を変えようと考え…。
2016年11月に発売。
悪役に焦点を当てて、実は悪役なりに美学というか理想があったんだ的な話は最近、けっこう多いけど、シャーロック・ホームズでそれをやるってのはなかなか意表を突かれた感じ。
まだ教授というには貫禄がないけど天才的頭脳の持ち主ではあるので、いつホームズと戦いだしてもおかしくはないんだけど、もう少ししてからかな。まだ国を変える的なこと言ってても、まだ何か大きなことしたわけじゃないし。…ああでも、大きなことしちゃったら、時代設定というか背景的なものが変わっちゃうからダメなのか(笑)
着眼点って部分も加味して、全体としてはけっこう面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
タグ : 憂国のモリアーティ1 三好輝 コナン・ドイル
THE NEW GATE 8
ジグルスへの帰りに海路を選んだシンたち。途中、魔物に襲われた同乗客を助けたところヒモノトの人間だという。何か厄介事を抱えているようでもあり、シンは送っていくことにしたが…。
2016年11月に8巻が発売(前の紹介はこちら)。
ということで厄介事に巻き込まれた挙げ句、フラグを立ててみたり。まあ、こういう偶発的な事故でもなければ、ヒノモトには行かなかったかもだけどね。まあ、いつも通りというか、無双状態でクーデターを潰してみたりとか、なんかエグい感じのモンスターと渡り合ったりとか、非常識な鍛冶をしてみたりとか…。うん、本気でいつも通りだ(笑)
★やまぞ~的評価:○
タグ : THENEWGATE 風波しのぎ
辱
男三人で出かけた心霊ツアー。大した成果もないことを愚痴りながら、温泉に入っていたところ、混浴に入ってきた妙齢の女性。事情を聞いた彼女は、彼らを謎の村に誘うが…。
2016年12月に発売。
もてなされた三人だけど、一人、また一人と村の女の人に誘われて、姿を消してしまい…という感じの展開。まあ、ありがちといえばありがちなんだけど、可愛い感じでエロいシーンと、核心部分でのグロいシーンの落差がすごいというか。構成的に良かった。
個人的には第ゼロ話は巻末の方が良かった気が…。ネタバレになってるからなぁ。
グロがダメな人にはお勧めできないけど、個人的にはけっこう面白かったかな。。。
★やまぞ~的評価:○
→“辱-断罪-”上巻の紹介はこちら