グラウスタンディア皇国物語5・6
港町ゾラの攻略を終え、次の目標であるアラティア攻略を検討するクロムたち。だがリジア海軍の司令部があることもあり一筋縄では行きそうにないが…。
2015年2月に5巻、6月に6巻が発売(前の紹介はこちら)。
陸上からクロムたちが攻めて、海上からはリジアに攻められるというなかなか時間との戦いな感じ。しかも、あれ? って感じの展開に。
一方、大陸の南西部から着々と勢力を伸ばしてきているラトルグがけっこう不気味。どうも決着の付け方もクロムとは違った感じになりそうだし。そろそろ佳境に入ってきたってところかな。。。
★やまぞ~的評価:○
タグ : グラウスタンディア皇国物語 内堀優一
神槍の光姫と覇刃の従者
亜神を倒し大陸を統一した“大陸王”。死後、“大陸王の武具”を受け継いだ5人の騎士姫が5つの国に分かれて覇権を争うことになる。そのうちの一つ、劣勢にある人間国の騎士姫カグヤの下に、幼なじみの錬武士タイガが修行の旅から帰ってくる。武器を直す錬武士は騎士姫を強化することもでき、情勢も変えられるかに見えたが…。
2015年8月に発売。
“神なる姫のイノセンス”(1巻の紹介はこちら)とか“ボクの可愛い国家令嬢”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
旅をしているうちに他の騎士姫とも仲良くなってて、トップ会談のはずがタイガを取り合う争奪戦になる始末。しかも亜神たちが活動し始め…ってな感じで、タイガを中心に大陸のありようが大きく動くのかなぁ。縁の下の力持ちだけど、実はものすごく強いっていうタイガのポジションはいい感じ。カグヤを強化する時もなんかサービスシーン的な感じだし、全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
ナイショの戸黒さん1
ロムニア帝国興亡記5・6
アル=アラで騎馬民族の侵攻を防ぐリリィ。騎馬民族が意外な方法で掘を埋め用としたのに対して、リリィも周囲を驚かせる奇策を実行しようとし…。
2015年3月に5巻、7月に6巻が発売(前の紹介はこちら)。
ということで、なかなか駆け引きが楽しめるというか。サイファカールの方も順調で、いちおう勢力圏を築けたかな…と思ったら、捕まってるし。。。しかも眠らされちゃってどうするのかと思ったら、イロモノな部下たちが大活躍。まあせっかくだから見せ場がある方がいいよね。オールキャストって感じで、なかなか良かったな。
サイファカール以外のところだと第二皇女の海上戦力がなかなか異色で、好き放題やってる感じだけど、陸に上がった時にどうなるか。。。
★やまぞ~的評価:○
→7巻の紹介はこちら
幻葬神話のドレッドノート1
平地が有害物質に覆われてしまったため、山に生活の拠点を移した人類。追い打ちをかけるように現れた幻獣により滅亡へと進んでいた。だが、“魔力”と“魔術”の発見により幻獣と戦う術を得る。彼らを戦技魔装士と呼び、その養成学校に入学した御霊志雄と御霊日輪は、既に幻獣を狩った経験もあり注目を集めるが…。
2015年8月に発売。
“オルキヌス”とか“ボーイ・ミーツ・ハート!”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
ヒロインの日輪が夫婦だと主張するおかげで、何というかいろいろフラグが折られているというか…いや、そうでもないか(笑)
まあでも主人公の方も、基本的には幻獣しか興味がない感じなので、恋愛要素は夫婦的なじゃれあいがほとんど。
平地まで幻獣倒しに行ったり、山の方で拠点防衛したり、移動するのに飛行機使って空中戦になったりとなかなか戦闘シーンのバリエーションが多いのはけっこう良かったかな。
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
タグ : 幻葬神話のドレッドノート 鳥羽徹