見習い神官レベル1 4
城壁が壊れて混乱したオアシスで復旧活動に駆り出されるヨシュアたち修道生。そんな毎日の中、ルステラ太守ダルタスがルステラに帰るということで友を命じられたヨシュアたちだったが…。
2015年2月に最終4巻が発売(前の紹介はこちら)。
身の回りも落ち着いたわけではないけど、最終巻だからかw、神話の考察とかして見たり。“噂をすれば…”じゃないけど、そんなことしてたら位階第一位とか、神話に絡んだ話とか出てくるよなぁ。何やら壮大なというか、方向性が今までと違う感じの話になっちゃってたけど、位階の高い神魔がバラバラ出てくるとそもそも人間じゃ対抗できないからなぁ。最終巻なのに、主人公が傍観者っぽい感じだったし…(笑)
★やまぞ~的評価:○
東京戦厄高校第72討伐班1
“災厄”と呼ばれる、人を捕食する正体不明の化け物が現れ、人類はそれに対抗するべく災厄の甲殻から作られた兵器を装備する。装備する者によって異なる能力を現すその“生体響刻武装”は、成家廻人(なるけ かいと)には最弱と呼ばれる“迅引”をもたらす。しかもチームを組むのは、優秀な能力を持ちながら最後の一歩で勇気が出せない月佳と、泣き虫なアリスだった。落ちこぼれと言われながらも諦めずに訓練に励む廻人だったが…。
2015年7月に2巻が発売、1巻を読んだ。
“クライシス・ギア”とか“彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
落ちこぼれと言われつつ、はまると強いというかそんな感じの最近、よく見る設定。それぞれが課題をクリアしつつ、チームワークを高めていって、それなりの成果を出すってのは話の流れとしては、順当だけどなかなか良かった。
しかし、みんながみんな問題を抱えてると、なんとも話の雰囲気が暗くなるなぁ。。。いちおう廻人の前向きさというか明るさでカバーしてる感じか。
全体としては、まあまあ面白かったかな。。。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 東京戦厄高校第72討伐班 三上康明
不完全魔王のチート殺し
小さな26の世界で完結している連環世界。そこに魔王として召喚された桐ヶ崎束彩(きりがさき つかさ)は、召喚した神さまに世界を救いすぎた勇者を倒して世界を解放して欲しいと頼まれる。召喚された先で出会った蒼井瑠璃梨とともに、とりあえずあちこち見て回ることにするが…。
2015年6月に発売。
“だから少女はおもいでをたべる”(紹介はこちら)とか“フレースヴェルグ・イクシード”(紹介はこちら)とかの作者の新作。偶然、2日連続同じ作者(笑)
チートな勇者を倒すために、全然力のない魔王が仲間を集めて信頼関係を深めて…って、勇者と魔王と入れ替えただけかい(笑) まあ主人公が仲間との信頼関係を築きながら育っていくってのは昨今珍しい(?)流れかな。まあでも魔王は魔王なんだよな。。。
う~ん、ヒロインもしっかり存在感出してる感じなんだけど、全体としては、ぼちぼちって感じかなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 不完全魔王のチート殺し 七烏未奏
恋をしてはいけないゲーム、振られてもきみに恋をする
神代求無のもとに突然届いた一通のメール。失踪した初恋の人との合い言葉が書かれたそのメールには、世界の再編につながる恋のゲームの開始が告げられていて…。
2015年5月に発売。
“だから少女はおもいでをたべる”(紹介はこちら)とか“フレースヴェルグ・イクシード”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
求無の身近な少女たちが特異な能力を身につけて、求無と結ばれようとするんだけど、求無が誰かを選んで口づけをしてしまうと今の世界が終わってしまうという何ともな設定の話。少女たちが牽制し合って、求無と同居するんだけど誰にも手を出せないとか、ハーレムなのか違うんだか(笑)
それぞれの能力やら、少女たちの過去やら、いろいろ考えられてる感じで、全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
カガミガミ1
物に触れると持ち主までつながる光の糸が見える力を持つ三好真子は、名探偵になることを目指していたが、とある事件現場で式神を使う少年・嘉神恭介に出会う。彼と一緒に事件を解決し、そのまま事務所まで案内して…。
2015年6月に発売。
“みえるひと”とか“PSYREN―サイレン―”の作者の新作。
真子視点で式神使いの恭介を語るって形の話かと思ったら、あっさり崩壊。光の糸の能力も2話目以降は役に立ってるんだか立ってないんだか…。主人公コンビも微妙な年の差で、あんまりくっつく感じじゃないよなぁ。…あ、しかも1巻最後で恭介が学校に通い始めるとかいう全体としてみると何かすごい展開。
まあでも基本は恭介(+真子)が式神使って事件を解決するってことで、全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
宇宙軍士官学校-前哨-8
粛清者に対して優位に戦っていた人類だが、予想外の攻撃により一転、危機に陥る。近くのゲートに粛清者の艦隊の転移の兆候を見て取った恵一は、与えられた権限を使用して、周囲の途上種族の独立艦隊に出撃命令を下すが…。
2015年7月に8巻が発売(前の紹介はこちら)。
全体としては、敵の新兵器で戦いは不利。でも恵一が機転を利かせて、ところどころでは押し返すって感じか。う~む、できすぎな気もするが、これはこれで読んでる分には楽しい。
基本的には生存を賭けた戦争のまっただ中なのに、ちょこちょこフラグを立ててる恵一。とはいえ、なかなか回収できない感じだよな。最初の方、読んでた時は、ロボともなんかなるのかと思ってたんだけど…(笑)
★やまぞ~的評価:◎
→9巻の紹介はこちら
タグ : 宇宙軍士官学校-前哨- 鷹見一幸