鎧の姫君たち2
![]() | 鎧の姫君たち2 帝国第一皇女による平和的戦争論 (MF文庫J) (2015/02/24) 葉村哲 商品詳細を見る |
いろいろ積み重ねて、爵位に領地までもらってしまった竜彦。普段は代官任せでも一度くらいは視察に行こうとしたら、国境を越えて攻めてきた敵の騎士団と出逢ってしまう。ティアマトの力を借りて一人も殺さずに済ませたが、逆にさらなる名声を得て、竜彦を狙う女性を増やしてしまい…。
2015年2月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
まあでもヒロインが増えるということもなく(というか3人いたら十分だよねw あと娘枠はヒロインじゃないよなぁ)。
成り上がり者に対する嫉妬的な感じで、王国の反竜彦勢力がなにやら動き出してみたり。…とはいえ、愉快犯みたいのが中核にいるんだよなぁ。今後もちょっかいかけてくるんだろうか。ネフェルティアも中の人がいることが発覚したり、なんか事情が複雑になってる感じだけど、竜彦を置き去りにして事態が加速していくのは変わってなくていい感じ。
★やまぞ~的評価:◎
僕僕先生1
![]() | 僕僕先生 1 (Nemuki+コミックス) (2015/03/20) 仁木英之、大西実生子 他 商品詳細を見る |
元県令の息子・弁。使い尽くせぬほどの金があるため、働きもせずにぶらぶらしていたが、ある時、父親に仙人への使いを頼まれる。険しい山道を登ったところで出逢ったのは美しい女性の仙人だった…。
2015年3月に発売。
原作は小説。原作の方はけっこう巻数を重ねているっぽい。
放蕩息子が仙人の弟子になって、あちこちに出かけて見聞を広めていく話。最初にその後の話的なエピソードも入ってたりして、どうつながるんだ? っていう興味は湧くかな。
仙人っぽい術とかが披露されるのは面白いけど、弁自身は使えるようにならないからなぁ。。。
全体としては、ぼちぼちってところかなぁ。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
創世のエブリオット・シード 1
![]() | 創世のエブリオット・シード 平和の守護者1 (ファミ通文庫) (2015/02/28) 池崎 数也 商品詳細を見る |
時は2010年。
第二次世界大戦末期に現れた『ES能力者』により、“本来”の歴史から大きく道を外れた世界。“本来”の世界から、異なる世界に変わってしまった世界。
人でありながら、人ならざる者とも呼ばれる『ES能力者』は、徐々にその数を増やしつつあった。世界各国で『ES能力者』の発掘、育成、保有が行われ、軍事バランスを大きく変動させていく。
そんな中、『空を飛びたい』と願う以外は普通の、一人の少年がいた。
だが、中学校生活も終わりに差し掛かった頃、国民の義務である『ES適性検査』を受けたことで“普通”の道から外れることとなる。
夢を追いかけ、様々な人々と出会い、時には笑い、時には争う。
これは、“本来”は普通の世界で普通の人生を歩むはずだった少年――河原崎博孝の、普通ではなくなってしまった世界での道を歩む物語。(サイトの紹介文より)
2015年2月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。サイトでのタイトルは副題の方の“平和の守護者”。
チートって言えばチートな主人公・博孝なんだけど、学生なのでその身を守るということもあって、普段は全力出せなかったり、相手も能力者だったり、能力を持つ動物だったりするので、無双というわけには行かないというか。いや、むしろ最初のうち(1巻のほとんど)は能力発現しないからなぁ。。。
そんな感じで、紆余曲折を経て成長していく感じな話なんだけど、けっこうギャグも混ざっているのでそんなに深刻ではないかな。
全体としては、かなり面白い。
★やまぞ~的評価:◎
タグ : 創世のエブリオット・シード 平和の守護者 池崎数也
ログ・ホライズン 西風の旅団 5
![]() | ログ・ホライズン 西風の旅団 (5) (ドラゴンコミックスエイジ) (2015/03/06) こゆき、 他 商品詳細を見る |
シロエが呼びかけた〈円卓会議〉。中身を詳しく聞かずに協力したソージローは、お手並み拝見と会議の進行を見守るが…。
2015年3月に5巻が発売(前の紹介はこちら)。
この辺までは本編に同じ。ただソージロー視点なので、トーヤとミノリのハーメルンからの脱出はちょっと扱いが小さかったり。逆に本編で扱いの小さかった、〈円卓会議〉設立後の大浴場建設なんかががっつり取り上げられてたりってのは面白かった。しかし肉食女子のギルドだなぁ。。。(笑)
★やまぞ~的評価:○
→6巻の紹介はこちら
アルケミストの終焉創造術3
![]() | アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》3 (GA文庫) (2014/12/13) 森田 季節 商品詳細を見る |
虹界へ行くために必要な《覇者戦》ランキング5位以内を目指し着実に順位を上げていく神威。だが、虹界に留学していた生徒会メンバーに練習試合で完敗してしまう。その後の鍛錬で方針の違いから輝夜との関係もギクシャクしてしまい…。
2014年12月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
しかも次の《覇者戦》の相手は妹だとか。おまけに虹界の勢力争いから、輝夜の実家が出張ってきたりして何やら混沌な感じに。…っていうイレギュラーはあったけど、どっちも解決して、輝夜ともちゃんと関係修復。
さて、ちゃんと5位になったんだけど、さっそく虹界に行くのか、それともまだこっちの世界で学生生活送るのか…。
★やまぞ~的評価:○
タグ : アルケミストの終焉創造術 森田季節
東京聖塔3
![]() | 東京聖塔III (MF文庫J) (2015/02/24) 雨野 智晴 商品詳細を見る |
淡雪を仲間に加え、何とか31階のボスを倒した一護。その後、大規模ギルドの攻略は進んでいたが、ある日突然、一衣の容態が悪化する。時間のない一護は塔攻略を強行しようとし…。
2015年2月に最終3巻が発売(前の紹介はこちら)。
無理した挙げ句、犠牲が出て、攻略を諦めざるを得なくて…って、まあ立ち直るんだけどね。でも一衣の病気と、二つ叶えたい願いが出てきてどうするんだ? って思ったら、なんか裏技発動(笑)
う~む、まあ、ハッピーエンドだからいいか。それにしてもせっかく二股(三股?)状態を解決する場面がえらくあっさり流れたのはどうなんだろうという気もする(笑) いちおうラストではあるんだけどね。。。
★やまぞ~的評価:○
猫瞽女1
![]() | 猫瞽女 ―ネコゴゼ― 1巻 (ヤングキングコミックス) (2015/03/16) 宇河弘樹 商品詳細を見る |
戦後日本の混乱の中で各地を回る、はぐれ瞽女(盲目で三味線で唄を歌う女性)の夜梅と寺小姓の鶯の二人。訳ありの身の上で、始終物騒な騒ぎに巻き込まれるのだが…。
2015年3月に発売。
“朝霧の巫女”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
今度は猫か。というかなぜ猫? 可愛いけど(笑)
とりあえず登場人物がみんなネコ耳付きなんだけど、話の中身はけっこう物騒。まあ、社会が混乱してる上に、鶯の目的が復讐だったりして、腕利きの夜梅がそれに付き合ってるという感じ。
この作者の独特の絵柄と話の暗めの雰囲気は個人的には嫌いじゃない。
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
異界の軍師の救国奇譚2
![]() | 異界の軍師の救国奇譚 (2) (角川スニーカー文庫) (2014/11/29) 語部 マサユキ 商品詳細を見る |
各国首脳を招いての昼食会を成功させ、その功績で責任ある立場についたティア王女。頼まれて彼女を支えることになった耕だが、騒がしくも充実した毎日を送っているところに再び女神ルーチェが現れて…。
2014年11月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
お告げというか、未来予知。今度は外国の財政を何とかしなきゃいかんという。…いやでも植物関係の研究所の所長・副所長なのに、鉱物資源メインの国の財政再建って…。
内政チートさんなのかと思ったらなんか派手に戦ったりしてるし、温泉回なのにメインキャラの入浴シーンが(ほとんど)ないし。まあでも1巻とはがらりと変わった感じの展開はなかなか面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
→3巻の紹介はこちら
タグ : 異界の軍師の救国奇譚 語部マサユキ
宇宙軍士官学校-前哨-7
![]() | 宇宙軍士官学校─前哨─ 7 (ハヤカワ文庫JA) (2015/03/20) 鷹見 一幸 商品詳細を見る |
魂の試練で優秀な成績を修めた恵一たち地球人は、手厚い支援を受ける代わりに独立艦隊の一つとして戦線に加わることを要求される。おりしもモルダー星系に襲来した粛清者と戦うために出撃命令が下され…。
2015年3月に7巻が発売(前の紹介はこちら)。
ある意味、やり過ぎたというか(笑) 太陽系防衛を飛び越して、他の星系を守るために出張ることに。
とりあえずは予備というか後方支援なんだけど、だんだん頭角を現しそうな雰囲気(というか既に現してるか)。
とはいえ基本は守りの戦だから、キツイといえばキツイんだよなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
→8巻の紹介はこちら
タグ : 宇宙軍士官学校-前哨- 鷹見一幸
トキワ来たれり!! 1
![]() | トキワ来たれり!! 1 (少年サンデーコミックス) (2015/02/18) 松江名 俊 商品詳細を見る |
ある時、八坂トキワの前に現れた未来のロボット。トキワの書くネット小説が気に入ったそうだが、そのロボット・マキナが来た頃から、トキワは不思議な夢を繰り返し見るようになっていて…。
2015年2月に発売。
“史上最強の弟子ケンイチ”とかの作者の新作。
最初はケンイチっぽい感じで、忍者な男が出てきたんだけど、それはプロローグの一つだったり。という感じでプロローグが三つ続いて、いちおう三つ目がトキワの話。プロローグの三人ともメインキャラなんだろうけど、主人公はトキワっぽい。
…といっても本編が一話しか入っとらんのだけどね(笑)
忍者あり、魔法使いあり、ロボットありとごった煮な感じで、やっぱりごった煮っぽい感じの敵と戦う…のかな? まだ方向性は分からんのだけど。
全体としては、ぼちぼちって感じかなぁ。
★やまぞ~的評価:○