ロムニア帝国興亡記1
![]() | ロムニア帝国興亡記I ─翼ある虎─ (富士見ファンタジア文庫) (2013/09/20) 舞阪 洸 商品詳細を見る |
ロムニエゥス王のもと、西方世界の支配者となったロムニア帝国。世間では“うつけ”と呼ばれる第六皇子のサイファカールは、突然、北方の辺境の砦に飛ばされることになる。宰相の思惑も絡み、身の危険を覚えた皇子は…。
2013年9月に発売。
“ガブリエラ戦記”(1巻の紹介はこちら)とか“落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
こっちのレーベルでも出したか。で、やっぱり戦記物。まあ、学園恋愛&バトルものばっかりじゃ飽きるので、こういう毛色の変わった感じのは嬉しい。
とりあえず今のところ、剣の世界だな。終盤で“魔女”ってのが出てくるから魔法的なものがないわけじゃないようだけど、戦のメインは剣になるっぽいので数の差をひっくり返すんだったら策略が必要ってことになりそうでそれなりに楽しみ。まあ、サイファカールはなかなかその点は優れてそうだけど。赴任する前に父親が死んじゃって、帝国が乱れたり兄弟と戦ったりっていうことになるのかな。。。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
終わりのセラフ3
![]() | 終わりのセラフ 3 (ジャンプコミックス) (2013/09/04) 山本 ヤマト 商品詳細を見る |
阿朱羅丸を手に入れた優一郎は、実戦部隊に配属され、最初の任務は原宿の吸血鬼を潰すこと。一チーム5人での行動が基本のため、顔見知りのメンバーの他に、三宮三葉がメンバーとなるが…。
2013年9月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
って三人新人で実戦やらせるんだ。スパルタだな。一応、そんなに強くなさそうな敵が相手ってことだったけど(笑) まあ、問題児ばかりの新造のチームなんてケンカして当然なわけで、まあ雨降って地固まる的な感じ。
しかし、せっかくの戦闘だけど、あんまり武器の特殊能力みたいのが出てこない。なんか優一郎は普通に斬ってるだけだし。
それと、いよいよ吸血鬼たちと戦いだしたってことはミカエルとの再会も近いねぇ。ミカエルがどんなつもりで動いてるか分からんから、どういう再会になるかも分からんけど。。。
★やまぞ~的評価:○
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ10
![]() | お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ10 (MF文庫J) (2013/09/21) 鈴木大輔 商品詳細を見る |
アナスタシアとデートするはずが、公衆の面前で漫才をすることになってしまった秋人。しかも全国ネットで生放送。訳の分からぬままリハーサルもなしに本番が始まってしまうが…。
2013年9月に10巻が発売(前の紹介はこちら)。
ってことでちょっと間が空いたけど、まだ夏休み(笑) まあ、さすがに序盤で終わるけど。で、なんのかんのと銀兵衛に続いてアナスタシアも秋人に告白、でも秋人はやっぱり返事を保留。…ってヒドイ奴だな(笑)
空けて新学期は文化祭シーズン。文化祭実行委員の手伝い要員として送り込まれる秋人。それとは別に生徒会の面々もそれぞれ企画を考えることになって…って感じなんだけど、やっとそこで表紙のキャラが。なんかでも話の流れからして、表紙を飾るほどの人物か? と思ったら最後に…。さすがにそれはどうなんだろ。。。
★やまぞ~的評価:○
→11巻の紹介はこちら
ネトオク男の楽しい異世界貿易1
![]() | ネトオク男の楽しい異世界貿易 1 (MFブックス) (2013/09/21) 星崎 崑 商品詳細を見る |
最終学歴高卒で親元パラサイトの青年綾馳次郎はネットオークションで生活する物欲溢れるネオニート(収入があるニート)。出品するお宝探して蔵から見つけた古い鏡は異世界と行き来できる魔法の鏡だった!! 異世界のお宝を買うために相互貿易でお金を貯めて、物欲満たして幸せ一杯の異世界ライフ! になる予定。(サイトの紹介文より)
2013年9月に発売。
元はweb連載(サイトはこちら)。書籍化したけどweb版の方はそのまま。
web版に比べて、加筆修正とか話の順序が変わったりしてるとこあり。あと、さすがにあんまりだろって部分が変わってたのがあった(笑)
ちなみにサイトの紹介文の末尾に“物欲だけじゃなく、チートとか奴隷とかもありマス。男の欲望とか多めなので苦手な方はスルーしてネ。”って書いてあって、1巻のメインがエルフの奴隷を手にいれることだったりする(笑) でも“男の欲望”ってほどエロくはないなぁ。
あと“貿易”っていうからてっきり内政チートとかかまして、国の中枢に食い込んで…とかかと思ったら、普通に異世界で買い付けたモノを日本で売って、日本で買い付けたモノを異世界で売って…という個人商店的な…。まあ、その分、内容がゆるゆるで、政治とか戦争とか出てこない(戦闘は多少出てくる)ので、まったりと楽しめる。全体としても、けっこう面白い感じ。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
タグ : ネトオク男の楽しい異世界貿易 星崎崑
機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還 7
![]() | 機動戦士ガンダムMSV‐R ジョニー・ライデンの帰還 (7) (カドカワコミックス・エース) (2013/09/24) Ark Performance 商品詳細を見る |
レッドにジャブローに来いとのメッセージを残したイングリッドは、養父の連邦議会議長ゴップのもとへ戻り、ヴァースキ(ヤザン)とともにジャブローへ向かう。一方、レッドはその言葉に従い、ユーマ・ライトニングの脱走を助ける傍ら、ジオン残党とともに潜水艦でジャブローに向かうが…。
2013年9月に7巻が発売(前の紹介はこちら)。
最初に出てきた時に、ヤザンそっくりだと思ってたら、やっぱりヤザンだったのか(笑)
レッドが積極的にジョニー・ライデンに関わろうとし出したおかげで、何やら混戦模様というか、乱戦的なところに巻き込まれそうな雰囲気。イングリッドが空、待ち受けるジャコビアスが陸、レッドが海となんかすごい入りみれ方に…(笑)
★やまぞ~的評価:○
→8巻の紹介はこちら
タイタニア1-4
![]() | タイタニア4<烈風篇> (講談社ノベルス タK- 32) (2013/09/25) 田中 芳樹 商品詳細を見る |
銀河に進出した人類。タイタニアという一族がその大半を支配する。だがファン・フューリック率いる艦隊がタイタニア軍を破ったことで、歴史が動き始める…。
2013年9月に4巻が発売。
“銀河英雄伝説”とか“薬師寺涼子の怪奇事件簿”(1-8巻の紹介はこちら)の作者の作品。コミカライズ(1巻の紹介はこちら)・アニメ化(2008年10月期/紹介はこちら)もされてる。
徳間書店から3巻が出たのが1991年6月。。。もう出ないかと思ってたら出た。何より、8月に出た1-3巻合冊版の帯に書いてあった“4巻は9/25に発売”という予告が守られたのにびっくり(笑)
スペースオペラなんだけど、銀英伝に比べるとこぢんまりしてるというか、艦隊なんかも1桁規模が小さい。逆にけっこうゲリラ戦とかも有効で、ファンが引っかき回す要素があるというか。…まあ、4巻ではいいとこなかったけどね(笑)
★やまぞ~的評価:○
→5巻の紹介はこちら
美少女宇宙人とふしぎ道具回収のはずが肌色展開すぎてヤバイ
![]() | 美少女宇宙人とふしぎ道具回収のはずが肌色展開すぎてヤバイ 1 (オーバーラップ文庫) (2013/07/24) 遠野 渚 商品詳細を見る |
趣味と言えばテレビゲームくらいの三木勇一郎は、ある晩、学校に忘れた携帯ゲームを取りに行く途中に落下したUFOから宇宙人の少女を助け出した時に瀕死の重傷を負ってしまい、その少女・リノから生命エネルギーを分け与えてもらってかろうじて生きながらえた。だが、UFOから散逸した危険な不思議アイテムの収集を手伝う羽目になり…。
2013年7月に発売。
“ウチの妹がここまでMなわけがない”なんかの作者の新作。
タイトルを読んで中身が見当がつく感じで、タイトルを裏切りません(笑) もともとエロ系ラノベをメインにしてる作家さんらしく、普通にエロい。ヒロインのリノの迷惑アイテムといい、それがもとで起こるエロな展開といい、“ToLoveる”(1-11巻の紹介はこちら)の小説版といった感じ。
構成は短編が5つで読みやすいし、ヒロインもいろんなタイプを揃えていて順番に巻き込まれる感じで楽しめた(笑)
★やまぞ~的評価:○
魔技科の剣士と召喚魔王2
![]() | 魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>2 (MF文庫J) (2013/07/24) 三原みつき 商品詳細を見る |
香耶の肉体を奪ったロキを退けた一樹だが、ロキがテロ活動を行うことになったことにより、騎士団はその対応に追われ、魔獣討伐は一樹たち学生が行うことになる。一樹は当然、美桜と行動するが、なかなか成果が上がらず…。
2013年7月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
で、そんな時、学院にどう見ても外国人の転入生がやってくる。国や民族ごとに召喚する神魔の神話体系が違うため本来あり得ないことで、しかもその少女は一樹たちとチームを組むことに…という展開。
まあ、当然訳ありで、その事情に一樹たちも巻き込まれるんだけど、1巻で出てきたヒロイン予備軍より先に、新キャラの好感度が上がるとは(笑)
ただし、それでめでたしめでたしとはならずに、なんかとんでも無い方向に事態が転んだなぁ。で、微妙なところで2巻が終わってるし。。。
★やまぞ~的評価:○
→3巻の紹介はこちら
タグ : 魔技科の剣士と召喚魔王 三原みつき
終末領域のネメシス1
![]() | 終末領域のネメシス (このライトノベルがすごい! 文庫) (2013/09/10) 吉野 匠 商品詳細を見る |
記憶を失ったまま天野原市で倒れていた遠野冬輝は、日常生活を送りつつ、住民が誰も市外に行こうとしないことに疑念を抱いていた。何度か試した市外脱出に成功するものの、そこで待っていたのは想像を絶する現実だった…。
2013年9月に発売。
“レイン”(1-7巻の紹介はこちら)とか“忘却の覇王ロラン”(1巻の紹介はこちら)なんかの作者の新作。
実は、根絶不可能なウィルスの蔓延によって無事な人々が隔離されてる状態で、住民は疑問に思わないように洗脳とサブリミナルをかけられていた。都市の外では、ウィルスにのっとられた元人間との戦いが続いており、冬輝はそれらと戦う戦士のための養成学校に入れられることになり…ってな展開。この作者にしては珍しくSF風。
で、学園モノとしての展開は中盤までで、以降はあっさり実践モードに。しかも犠牲を出しつつ、何とか敵を倒したら…って最後にもう一騒動あったりとなかなか後半は事態が動いて、いいテンポで話が進む。うん、悪くない。
ヒロインもちゃんと特徴あるというか、独特な設定だし、全体としてもなかなか面白かった。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
死がふたりを分かつまで21
![]() | 死がふたりを分かつまで (21) (ヤングガンガンコミックス) (2013/09/25) たかしげ 宙、DOUBLE-S 他 商品詳細を見る |
源田との勝負に勝ち、井川の妹の仇を預かる形になった護。濡れ衣も着せ、重犯罪者として警察に逮捕させる。この一件で、護の行動を見た源田は、過去の師匠殺しの件を疑問に思い…。
2013年9月に21巻が発売(前の紹介はこちら)。
表紙がえらくのどかだったので、はて? と思ったけど中身見て納得。
源田が過去の事件を洗おうとしたのと同時に、護の記事を書こうとするスポーツライターが訪ねてきて、護の過去が明らかに…って感じ。学園編でバタバタしてたし、ちょっと一休みかと思ったら、後半はまた一気に動いたな。というか、ここで源田が退場とは…。しかも、遥とも本格的に別行動か。。。
★やまぞ~的評価:○
→22巻の紹介はこちら
タグ : 死がふたりを分かつまで たかしげ宙 DOUBLE-S