白の皇国物語2
![]() | 白の皇国物語〈2〉 (2011/10) 白沢 戌亥 商品詳細を見る |
“皇剣”を得て皇太子となったレクティファールだが、“皇剣”に蓄えられた記録を活用するためには膨大な知識を必要とすることを改めて思い知らされる。だが事態は一刻を争い、準備もないまま、カール以外の、皇家のもとを離れた四龍公の面々と顔を合わせることになり…。
2011年10月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
おお、2巻が出た。“今度は戦争だ”(笑)と思ったんだけど、そんなに単純にはいかないらしい。
う~ん、政治4割・女の子4割・戦争2割って感じか、適当だけど。政治や戦争の場に立つときの毅然とした態度と、女の子相手にしたときのヘタレな感じのギャップが面白いけど、まあラノベの王道ではあるね。
頼りない感じだけどやるときはやるってことで、今のところ挫折とか再起とかいうイメージとは無縁だけど、この後はどうするんだろ。とりあえず内憂を片付けて外患に立ち向かう方向みたいだけど…。
あと、龍はやっぱりチートだよなぁ。戦争になんないでしょ、これじゃ(笑) まあ、爽快感はあってなかなか良いけどね。
★やまぞ~的評価:○
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サラカエル1
![]() | サラカエル 1 (電撃コミックス) (2011/10/27) 六道 神士 商品詳細を見る |
しゃべらないリーバ、年寄りのカワバタ、大女のメガの三人組は、見かけも年齢もバラバラながら一緒に旅をしている。途中で立ち寄った村で怪しげな宗教集団に襲われ、メガとカワバタの身動きが取れなくなったとき、リーバが言葉を発し…。
2011年10月に発売。
“エクセルサーガ”とか“デスレス”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
リーバは言葉がすべて現実になるという神の代言者とも言われる民の末裔。通常、教会によって不要な知識を得ないように厳重に管理されているのだが、たまたま知識を得てしまい、一気に危険人物に。すべての力と知識を神に返すための旅をカワバタとメガとすることになって…という展開。
う~ん、三人が三人とも持ってる力はメチャクチャなんだけど、言動はまともだなぁ(笑) 言動からしておかしな主役が多いこの作者にしては珍しいというか。
でも何か物足りない感じ。やっぱり一行の中にせめて一人はおかしな言動するのがいないと(笑)
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
紡 1
![]() | 紡tsumugi 1巻 (ニチブンコミックス SH comics) (2011/10/28) 田仲 春也 商品詳細を見る |
二週間前に友人と化け物に襲われた渡辺千尋。その現場に向かう二つの人影を見て、思わず追ってしまう。高津紡(つむぎ)・籠女(かごめ)と名乗ったその兄妹は理事長から依頼を受けて事件の調査をしに来たと言うが…。
2011年10月に発売。
実は籠女の方は人形に魂が入ってて、紡の方は身体の一部が作り物。で、人形にまつわる怪事件を調査・解決するって話。
なんか魔法的な特殊能力があるわけではないので、人形を使って殴り合いして事件解決とかいう感じになるんだけどね(笑) まあアクションシーンがあるのはなかなか良いし、話のパターンもいろいろ考えてはあるようなんだけど、やっぱり最後が殴り合いだけってのはなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
六畳間の侵略者!? 8.5
![]() | 六畳間の侵略者!?8.5 白銀の姫と青き騎士 第二章 (HJ文庫) (2011/10/29) 健速 商品詳細を見る |
仮の青騎士としてアライアに仕える孝太郎の活躍で勢力を盛り返す正規軍。二人の王女との間もますます親密になり…。
2011年10月に8.5巻(10冊目)が発売(前の紹介はこちら)。内容的には7.5巻の続き(紹介はこちら)。
フォルトーゼ編の後半。前半に比べてペースが早くなった気もするけど(笑)、孝太郎の活躍のおかげで味方が増えたおかげで一気に反乱軍に攻勢をかけられたということで。
う~ん、前半に比べると孝太郎が開き直って青騎士をやっちゃってるような感じで、何というか。まあ、六畳間のみんなのおかげ的なくだりは出てくるんだけどね。。。この作品は、やっぱりみんなでわいわいやってる方が楽しいかなぁ。
★やまぞ~的評価:○
→9巻の紹介はこちら
いもうとがかり
![]() | いもうとがかり (MF文庫J) (2011/09/21) 月見草平 商品詳細を見る |
現実主義の高校生・天乃翔太(あまの しょうた)は、クラスメイトの一片愛(ひとひら あい)に告白しようとして間違って妹の恋(れん)に告白してしまう。しかも恋は自分が木星人だと打ち明け…。
2011年9月に発売。
“かぐや魔王式”(1巻の紹介はこちら)とか“まなかみ”(紹介はこちら)の作者の新刊。
う~ん、なんか“かぐや~”の方に設定というかが近いかな。ちょっとイタイ感じのヒロインに付き合わされるうちに主人公が…っていう展開。お互いに影響を与え合って、翔太も恋も成長(?)していくところなんかはいいんだけどね…。あ、あとイラストは可愛くてよかった。
ぼちぼちってところかなぁ。
★やまぞ~的評価:○
クラスメイト(♀)と迷宮の不適切な攻略法1
![]() | クラスメイト(♀)と迷宮の不適切な攻略法 1 (電撃コミックス) (2011/10/27) 紺矢 ユキオ 商品詳細を見る |
統廃合で廃校になることになった、しがら市立西高校。生徒も減る中、ある日、転校生がやってきたと思ったら、その仲間とおぼしき自衛軍に高校は占拠されてしまう。生徒の一人、葉桜元哉は、“葉桜”を探していた軍人の仲間の女の子に連れて行かれるが…。
2011年10月に発売。
“魔法使い(♂)と弟子(♀)の不適切なカンケイ”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。まあタイトル的にも明らかだけど(笑)
今回は、主人公の方が何も知らずに巻き込まれる展開で、ヒロインの東城日鞠(とうじょう ひまり)は学生だけどクールビューティーって感じ。最初のうちは、元哉のことを何とも思わないどころか嫌ってさえいる感じだけど…、ってところか。
う~ん、まあ前作も事情も分からない感じで展開しているところもあったが、今回もそんな感じの上に、主人公はけっこう酷い目に遭わされるという何というか踏んだり蹴ったりというか。ヒロインがデレると事情は変わってくるんだろうか。というか、そもそもデレるのか?
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
棺姫のチャイカ3
![]() | 棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫) (2011/10/20) 榊 一郎 商品詳細を見る |
竜騎士ドミニカと契約していたフレドリカが加わった一行。次の目的地として、英雄の一人が四年前に姿を現した街へ向かう。一方、チャイカを追う騎士アルベリックも、同じ情報を得て…。
2011年10月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
う~む。英雄から父親の遺体を奪い返すっていう同じ目的でも、毎回趣向が変わっているのは面白いんだけど今回は単発として見た場合はなんか今ひとつというか。
まあフレドリカが加わって、日常シーンはさらに混沌として面白いんだけどね。。。
★やまぞ~的評価:○
→4巻の紹介はこちら
鏡野町のカグヤ1
![]() | 鏡野町のカグヤ 1 (電撃コミックス) (2011/10/27) 草凪 とんぼ 商品詳細を見る |
本好きの少年・翁武美(おきな たけみ)は、満月の美しい夜に鏡野湖の祭りを取材に来て、湖の上に立っている女の子に出会う。カグヤと名乗ったその少女は武美を“語部(カタリベ)”と呼び、恋をしたいと言い出すが…。
2011年10月に発売。
日本の昔話を題材にしたラブコメ。タイトルからするとカグヤ姫がメインヒロイン。まあ1巻の中ではそんな感じだけど、他にも乙姫とか雪女が出てきたり、実は武美が好きな女の子が別にいたりとなかなか賑やか。
女の子多いけどやたらとサービスシーンに走るわけではなくて、けっこう純愛路線なのも、なかなかわるくない感じ。
★やまぞ~的評価:○
星刻の竜騎士6
![]() | 星刻の竜騎士Ⅵ (MF文庫J) (2011/10/22) 瑞智士記 商品詳細を見る |
シルヴィアに告白され、どうにも落ち着かないアッシュとそれを見て苛立つエーコ。学院に帰ってくると今度はレベッカがアッシュに絡んできて…。
2011年10月に6巻が発売(前の紹介はこちら)。
ここに来てレベッカも参戦(笑) いやあ、今まで思わせぶりな言動しながら、一歩引いてた感じだったのでどうなのかなぁと思ったけどやっとデレ期が来たというか(笑) 個人的はレベッカけっこう好きなので歓迎。
まあ、おまけにもう一人クセのあるキャラが出てきたりして、相変わらず賑やかだなぁ。
で、今回と次巻もかな? 学院のお祭りなんでたぶん模擬戦はあっても戦闘はないかなぁ。王族やら貴族やら関わって政治的な話は出てきてるけど…。
★やまぞ~的評価:◎
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うさぎドロップ7
![]() | うさぎドロップ 7 (Feelコミックス) (2010/02/08) 宇仁田 ゆみ 商品詳細を見る |
りんとコウキはつきあわないことに決めたものの、コウキでなければ麗奈とと一緒にいる相手が限定されてしまうりん。友達が多い方がいいのか悩むりんだが…。
2011年7月に9巻が発売。7巻を読んだ(前の紹介はこちら)。
最初の話が何だかなぁな感じの話。幕間というか何というか。
で、今度はりんの実の親の話が出てきて、りんが会うとか会わないとか。まあ、試練というか一つのハードルだよなぁ。結局、会ったんだけど、何だか方向性が見えない感じだなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
→8巻の紹介はこちら