狂想のシミュラクラ4
![]() | 狂想のシミュラクラ(4)(完) (ガンガンコミックスONLINE) (2011/08/22) 吉村 英明 商品詳細を見る |
危機に陥った漢助を助けたアテルイが変化した少女。彼女は“零姫”と名乗り、兄が作った最初の奇械だというが…。
2011年8月に最終4巻が発売(前の紹介はこちら)。
おや、終わりか。
今回はシリアス全開でラストへ向けて一直線。と言っても漢助は妹たちを決闘させる兄貴を止めたいだけで、じゃあ自分はどうしたい的なのはないんだよなぁ。キーワードになると思ったシミュラクラもなんか中途半端な感じでご先祖様が説明して終わりだったし。
まあでも戦闘シーンは充実してたし、漢助も一段階パワーアップして活躍したし、その点は良かったかな…(笑)
う~ん、全体として、もう少し妹たちの1対1の決闘を見たかったかなぁ。せっかくそれぞれが異なる特徴を持ってるって設定なんだし。途中からほとんどバトル・ロワイヤルだったからなぁ…。
★やまぞ~的評価:○
はるかかなたの年代記3
![]() | はるかかなたの年代記 3 夜魔が踊る (はるかかなたの年代記シリーズ) (2011/08/25) 白川 敏行 商品詳細を見る |
アレットの家の別荘に行くユウたち。遊んだり訓練したりしながら楽しく過ごすが、その裏では恐ろしい陰謀が動いていて…。
2011年8月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
今回は一応ユウが主役っぽいかな。ちなみに女の子(?)はアレットとグロリアが多めだったかな。
何というか既にバカップルっぽいなぁ。しかも相手は3人。。。
まあでも今回も巻き込まれとはいえ、戦闘シーンがあって、ちゃっかりカティアは狙われたり。そういえば、今回はユウが無茶しなかったなぁ。アレットとの合体技で決め!って感じだったけど、ちゃんと修行の成果があらわれてるねぇ…。
★やまぞ~的評価:◎
タグ : はるかかなたの年代記 白川敏行
魔弾の王と戦姫2
![]() | 魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J) (2011/08/24) 川口士 商品詳細を見る |
アルサスを焼き払おうとしたテナルディエ公爵の手勢は、エレンの手を借りて退けたものの、他国の手を借りたということもあり問題は解決しておらず、ティグルとエレンはあちこちを奔走するが…。
2011年8月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
勝ってめでたしめでたしで1巻が終わって、7人いるとかいう戦姫の方に話がいくのかと思ったら、地道に戦後処理と善後策。意外だったけどリアルな感じでいいかも。
まあ、ちゃんと戦闘シーンはあるし、他の戦姫は出てくるしティグルに好意も抱くけどね(笑) 次は公爵との大戦(おおいくさ)かな。でもあまりそっちメインだと他の戦姫が出てこなったりするかなぁ。それはちょっと寂しいんだが。
★やまぞ~的評価:◎
→3巻の紹介はこちら
ふらぐ・ぶれいかぁ
![]() | ふらぐ・ぶれいかぁ―フラグが立ったら折りましょう (電撃文庫 く 8-1) (2011/07/08) 黒宮 竜之介 商品詳細を見る |
水原直樹は高校一年生ながら、父の残した借金返済のためにアルバイトに明け暮れる毎日だった。そこへ同じ学年の扇桜子(おうぎ さくらこ)から割のいいバイトに誘われる。疑念を抱きつつも日給の高さに惹かれて引き受けた直樹だが、仕事の内容は学校にある伝説の木の下で告白したカップルに訪れるフラグをつぶすこと…!?
2011年7月に発売(前の紹介はこちら)。
タイトルがなんかすごいなぁ(笑)と思って読んでみた。
特殊な力を持ってて他人には見えない連中同士で、敵味方に分かれてカップルのフラグをつぶしたり、守ったりするっていうなかなか傍迷惑な活動。
直樹の能力が不安定な上に特殊でフラグを守る連中からもスカウトされそうになったりして、なんか自分たちでフラグ立ててるじゃんというか(笑) いや実際に身内同士で伝説の木の下で告白して、フラグと直樹をめぐる争いをやったりしたのは笑えたけど。その辺の展開とか、何かと張り合うヒロインズのキャラ設定とかはけっこう面白かったかな。。。
★やまぞ~的評価:○
強殖装甲ガイバー28
![]() | 強殖装甲ガイバー (28) (角川コミックスエース) (2011/08/24) 高屋 良樹 商品詳細を見る |
獣神将シンの配下に追い詰められるヴァルキュリア。そこを救ったのは死んだと思われていたギュオー。背後でクルメグニクとつながっているものの、お互いを利用する形でのつながり。そして晶と巻島は決着をつけるべく殖装する…。
2011年3月に28巻が発売(前の紹介はこちら)。
う~ん、忘れた頃にやってくるというか、忘れているとやってくるというか(笑)
新しいキャラも出てきてるし、退場したと思ったキャラも出てきてるけど、今回のメインは晶と巻島。ある意味、因縁の対決だねぇ。
しかも今回はギガンティック同士の戦いで、そうなると獣神将すら手が出せないっていう…。晶の場合はさらにその上(エクシード)もあるし、思えば遠くに来たもんだというか(笑)、どこまで行くのかなぁ…。
ああでも今回はその他も含めて戦闘シーンが多くて、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◎
→29巻の紹介はこちら
ガブリエラ戦記 3
![]() | ガブリエラ戦記III 白兎騎士団の犠牲 (ファミ通文庫) (2011/08/29) 舞阪 洸 商品詳細を見る |
ルーアル・ソシエダイ王国の砦を落とした白兎騎士団だが、ル・アンヘルの街をルーアル・ソシエダイ王国に落とされ、またも痛み分けとなる。砦の奪還のために軍を進めるルーアル・ソシエダイのアリアンレイに対して、人数の差がありすぎるため砦からの撤退を決めたガブリエラだが…。
2011年8月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
ただでくれてやるのは外聞的にもよろしくないということで、一泡吹かせようと策を練るがどうしても誰かが砦に残る必要があるってことで、サブタイトルの“白兎騎士団の犠牲”。真っ向から戦うには数の差がありすぎるのは確かだよなぁ。
まあ、ここしばらく白兎の危機だ! って言ってたのが現実になったというか。…死んだわけではないけどね。シギルノジチ経国も動き出したし、本格的に大国同士の争いってコトになったら小手先の奇策ではど~にもならんような気もするんだけどなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
魍魎の揺りかご3
![]() | 魍魎の揺りかご(3) (ヤングガンガンコミックス) (2011/08/25) 三部 けい 商品詳細を見る |
殺人鬼だけでなく、障害物や船の揺れで分断される滝川たち。逆にはぐれていた知り合いと再会することもあり、状況を整理しながら脱出を図ろうとする。一方、芹沢たちは感染する殺人鬼の正体が寄生虫であることを確かめたが…。
2011年8月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
もともと大人数の集団って訳でもないのに、さらに細かくなってどうするんだ? って思ったら別のまとまりができてみたり。
なんか普通に知り合いっぽい再会をしてるんだが、どうにも人物関係が分からん。ちらちらとは説明が出てくるんだけど、いっそしっかり使用前使用後(笑)をやってくれた方がいいような気が。。。…まあ、でも語られないところから、なんか逆転のネタとか出てきたりもするからいいのかな。
そういえば、3巻はお色気シーンというかサービスカットがなかったな(笑)
もう一つそういえば、華菜はなかなか殺人鬼にならないなぁ。まあ、けっこう腹黒くて、感染してなくても殺人鬼っぽいトコもあるんだけどね…。
★やまぞ~的評価:○
→4巻の紹介はこちら
会長はメイド様!13
![]() | 会長はメイド様! 13 (花とゆめCOMICS) (2011/08/05) 藤原ヒロ 商品詳細を見る |
クリスマスに自分の想いを告げようとマフラーを編む美咲。イブは“メイド・ラテ”のバイトもあり、間に合わずに渡せなかったが、クリスマス当日にデートの約束を取り付け…。
2011年8月に13巻目が発売(前の紹介はこちら)。
ついに告白だ~! と思ったけど、ここに来てけっこう引っ張るなぁ…。
いざとなるとややヘタレな美咲(笑)
ま~でもめでたく恋人同士。そして碓氷さんち家庭の事情はますますやっかいな感じに。
う~ん、なんか一転してベタ甘なカップルになったらそれはそれで面白かったんだが、さすがにそんなツンデレ的な展開はないか(笑) 学校では表面上、変わんないもんなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
シーカー1
![]() | シーカー (2011/08) 安部 飛翔 商品詳細を見る |
迷宮都市アルデリアを訪れたスレイ。彼は強くなりたかった。神をも倒せるほどに。その執念とたぐいまれな才能のおかげか、周囲が驚くほどの早さで成長を続け…。
2011年8月に発売。
迷宮探索というある種、王道なファンタジーもの。
主人公が強いんだけどアンバランスな能力を持ってて、何かと強敵を引き当てる(まあ、強いから倒しちゃうんだけどね)。敵を倒して迷宮に潜って、じりじりと成長するんだけど、初期値が高いからあんまり成長した感じはしないんだよなぁ。あ、でも必殺技みたいのを使えるようにはなってるか。
あとは、めちゃくちゃ女ったらしで、出会う女性をぜんぶ引っかける(というか女性が引っかかるw)。まあ、ご都合主義な感じの主人公の話なんだけど、面白い。
評価はやまぞ~好きなファンタジーなので甘めで◎。
★やまぞ~的評価:◎
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