デルフィニア戦記1-18・外伝1-2
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![]() | コーラル城の平穏な日々 デルフィニア戦記外伝2 (C・NOVELS Fantasia) (2011/03/31) 茅田砂胡 商品詳細を見る |
デルフィニアの若き王ウォル・グリーク・ロウ・デルフィンは、母親が妾の子であったため、有力貴族に疎まれ、王座を追われる。腕利きの追っ手にあわや殺されるというところで、不思議な少女リィと出会い、命を救われる。ひょんなことから旅の道連れとなった2人だが、やがてリィは王座奪還になくてはならない存在となっていく…。
2011年3月に外伝2巻が発売(本編は18巻で完結)。
本編の最後は微妙な終わり方だったけど、その後の話に続いたりするので、それはまあしょうがない。
全体的に中世ぐらいの世界を舞台に繰り広げられる剣と魔法の物語。といっても魔法はそれほどメインではなく、国同士の謀略や戦争が主かな。
主人公のリィがチート気味に強いけど、個人的にはいい感じ。もちろんだからと言って、というかだからこそ罠にはまってピンチに陥ったりするんだけど。
非常にシリアスというか悲劇な部分もある一方で、日常のキャラ同士のやりとりはけっこうギャグな感じで、そのバランスも面白い。
ちょっと長いですが、オススメのシリーズです。
★やまぞ~的評価:◎
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土属性はダテじゃない! 1
![]() | 土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1) (2009/11/20) 葉原 鉄 商品詳細を見る |
故郷を飛び出して“四方平(よもひら)”の学園に入学した埴本麒一郎(はにもと きいちろう)だが、アルバイトが決まらず、お腹を空かせて倒れそうになっていたところを、同じ学園の生徒・赤井雪乃にアルバイトを紹介してもらう。埴本は土属性、赤井は火属性という違いはあるが、2人は何となく気があって…。
2011年2月に5巻が発売。1巻を読んだ。
精霊を操る“教霊師”を目指す主人公たちの学園ラブコメ。
ただし、土属性というのが、発揮できる能力といい地味なため、学園でも日陰者の扱い。それにも負けずに頑張る麒一郎と、バイトが同じで気も合って切磋琢磨する雪乃…ってな設定。
不遇だけど、ここぞという時には根性を出すっていう主人公が、何となくいい感じかな。ちなみに雪乃は色恋関係はほぼNGで、サービスシーンがあると麒一郎が殴られたりするというパターンで、それも笑える。主人公の見せ場が物語の終盤にしか出てこないけど、そこまでの学園生活もそれなりに面白く書かれてる感じ。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 土属性はダテじゃない! 葉原鉄
犬とハサミは使いよう1
![]() | 犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫) (2011/02/28) 更伊 俊介 商品詳細を見る |
“バカ”がつくほど読書好きな春海和人(はるみ かずと)は、強盗から知らない女性を守って死んでしまう。本が読めなくなるのはイヤだとじたばたすると蘇れたのだが、犬になっていた…。
2011年2月に発売。
え~と、主人公が犬(になった元人間)というシュールな設定。
当然、恋愛要素なんぞあるわけもなく、ちなみに人間に戻ったりもしない。
助けた女性・夏野霧姫(なつの きりひめ)と再会して、飼われることになって、霧姫は犬になった和人の言葉が理解できる上、大好きな作家さんだった…とかいう。
まあ、後半はけっこうシリアスというかアクションも混ぜつつ、和人と霧姫のやりとりは何というか漫才なんだよなぁ。
という感じで、犬ってこと以外はなかなか面白かった。しかし、なんで犬…(笑)
ああ、あとタイトルのハサミは、霧姫のエモノです。
★やまぞ~的評価:○
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タグ : 犬とハサミは使いよう 更伊俊介
百合×薔薇
![]() | 百合×薔薇 彼女の為の剣と、彼の為の乙女の園 (集英社スーパーダッシュ文庫 い 3-1) (2011/03/25) 伊藤 ヒロ 商品詳細を見る |
数万人に一人の割合で生まれる“花(リリ)”と呼ばれる武器を使える少女。思春期特有の能力のため、“花使い”たちは特別な学校に通わせて管理されることになった。その一つ、バーネット女学院。そこに通う姉・花邑しらゆきによって、べにおは無理矢理、バーネット女学院に転校させられた挙げ句、大騒動を巻き起こすことに…。
2011年3月に発売。
タイトルがいかがわしいけど、やや百合っぽい雰囲気はあるけど、百合じゃないし、薔薇に至っては出てこない(笑) 女の子の園に紛れ込んだ男の娘が苦労するドタバタ学園コメディってとこ。
う~ん、まあ、ラストの種明かしも意外性はないけど、うまいこと話を作ってそこまで持っててるし、ストーリーの展開も悪くないなかぁ。ただ、設定がコメディな割りには、話の展開はまじめな部分もあったりして、やまぞ~的にはもう少しギャグがあった方が良かったかなぁ。
★やまぞ~的評価:○
もやしもん10
![]() | もやしもん(10) (イブニングKC) (2011/03/25) 石川 雅之 商品詳細を見る |
マリーに呼び出され、アメリカへ向かう沢木たち。飛行機を降りて列車の旅に移る彼らを、結城が車で追いかけるが…。
2011年3月に10巻が発売(前の紹介はこちら)。
途中途中で食事の話は出てくるけど、菌の話はほとんどないな、今回。いいのか?
マリーに会うついでに、家を飛び出した沢木の兄貴とかにも再会したりして、なんか沢木の方でも吹っ切れるきっかけになったのかな? というような何やら人間ドラマというかストーリーが展開。
まあ、農業にはあまり関係がないけど、こういうのもありか。
★やまぞ~的評価:○
→11巻の紹介はこちら
機巧少女は傷つかない5
![]() | 機巧少女は傷つかない5 Facing "King's Singer" (MF文庫J) (2011/03/22) 海冬 レイジ 商品詳細を見る |
ケガが治らず病室での暮らしが続く雷真だが、学院は“機巧の祭典”で盛り上がっていた。ところが、その最中、複数の自動人形が狂わされ、夜会を棄権せざるを得ない参加者が続出していた…。
2011年3月に5巻が発売(前の紹介はこちら)。
ってことで一気に55位までほとんど棄権。違った、やり直しか。
で、今回、裏で動いてるのはけっこうな大物。今まで研究者とかスパイがちまちま動いてる感じだったのがスケールアップしたなぁ。…でもやることは変わらない雷真(笑) いや、今回は大がかりだった分、少し、頭を使った感じかな。
むしろ周りが変わってる感じかなぁ。何せ硝子が雷真を認めるような発言をしてるし。。。そういう意味では、(一昔前のw)主人公っぽい熱血ぶりだな。最初はなんかアウトローな感じだったんだが。
★やまぞ~的評価:○
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タグ : 機巧少女は傷つかない 海冬レイジ
死がふたりを分かつまで14
![]() | 死がふたりを分かつまで(14) (ヤングガンガンコミックス) (2011/03/25) たかしげ 宙 商品詳細を見る |
“エレメンツネットワーク”の台場巽(だいば たつみ)から、護の眼が見えなくなった経緯について聞き、護への愛しさがつのる遥。だが、そんな2人に新たな任務が来る。
一方、ジーニは配下を集めて護と遙を襲おうとしていた…。
2011年3月に14巻が発売(前の紹介はこちら)。
13巻からの続きで、序盤は護の過去編。
ジーザズが教師をしている学校に、生徒として遙を潜入させて、でそこには手練れが教師や生徒としてごろごろいる上に、ジーニたちまで乱入って…どんだけハードなんだ。。。
★やまぞ~的評価:○
→15巻の紹介はこちら
タグ : 死がふたりを分かつまで たかしげ宙 DOUBLE-S
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2
![]() | お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2 (MF文庫J) (2011/03/22) 鈴木 大輔 商品詳細を見る |
6年ぶりに一緒に暮らせるようになった妹・秋子と同じ聖リリアナ学園に通うことになった秋人。一緒に生徒会にも所属することになり、なぜか気に入られた秋人は…。
2011年3月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
今回も短い期間の話を日ごとというか、もっと短い場面ごと1話みたいな感じの構成。
1巻でもクセの強さをアピールした生徒会の面々が個別に掘り下げられてる感じで、面白かった。
もてもてだけど気づかない主人公ってのは、ラノベのお約束だけど、秋人の場合は、自分では認めたがらない重度のシスコンってのも加わって、さらに難儀な感じに。重度のブラコンの秋子とあっさりくっつくのかと思ったら、なんか妙なとこで常識人だし(笑)
とりあえず次の巻で、秋人と秋子に実は血のつながりがないということがバレるらしい。
★やまぞ~的評価:○
(コミック版)聖剣の刀鍛冶5
![]() | 聖剣の刀鍛冶⑤ (MFコミックス アライブシリーズ) (2011/03/23) 三浦 勇雄(原作) 商品詳細を見る |
人外に襲われるセシリーとリサ。ルークとも離れてしまい、絶体絶命に思われたが…。
2011年3月に5巻が発売(前の紹介はこちら)。
帝国のシーグフリードが好き勝手して、それにやられっぱなしだったセシリーを最後にはルークが救う感じで、この辺がどん底であとは2人がラブラブになるのかぁ…って思ったんだよな、原作読んでた時は(笑)
この後、もっと悲惨な感じになったり、2人はあんまラブラブにならなかったりだもんなぁ。。。
この巻はあんまりルークやセシリーのアクションなシーンがないなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
→6巻の紹介はこちら