+C sword and cornett 1
![]() | +C sword and cornett 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (2008/11/25) 遊行寺 たま 商品詳細を見る |
皇子とはいえ、踊子の母から生まれ、厄介者扱いされているベルカ。自分の将来に希望が持てず漫然と過ごしていたが、長兄ヘクトルが領地から帰還した時から日常が変わっていく。
被差別民族アモンテールを后に迎えると宣言し、暗殺された長兄。さらにその魔手は次兄にまで及び…。
2008年11月に1巻が発売。
長兄・次兄は正妃から生まれたようだが、兄弟3人仲良し(あと妹がいて、これはベルカを差別してる)。悪いのは大臣とその息子。宮廷を脱出したベルカは、変に事情通な詩人に助けられて、次兄を助けに戻る。
ファンタジーなんだけど、今のトコ魔法が出てくる様子はない。設定とかに目新しさはないけど、話の展開がテンポ良く進むので、一気に読んでしまった。
★やまぞ~的評価:○
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ユグドラシルの果実
![]() | ユグドラシルの果実 1 (1) (電撃コミックス) (2006/07/27) 睦月 れい 商品詳細を見る |
大流行しているMMORPG「ユグドラシル」は、現実とリンクする特殊なシステムも人気が出ていた。橘光希(たちばな こうき)もユグドラシルを楽しむプレイヤーの一人で、数多くのプログラムを公開し名を馳せていたが、今は故あってその際のアバター・ファントムを封印していた。
バグなのか、ユグドラシル内にてモンスター出現の異常が見られ、それと同時に光希が操作していないはずのファントムが目撃されるようになる。光希は、調査を開始するが……。
amazon、表紙のイメージがない(T_T)
3巻まで発売中だけど、1巻しか読んでない。
う~ん、「.hack」。まあ、プレイヤーがプログラムを公開するとか、現実世界との関わりとか、設定は微妙に違うけど。あと、主人公が新入りとかではなくて、既に凄腕。現実世界の話もかなり出てくる。というか半々ぐらい。
線が細いのと、絵が細かいのでちと読みにくい。
まあ、中身はそれなりに面白いです。
★やまぞ~的評価:△
放課後トロイメライ1
![]() | 放課後トロイメライ (富士見ファンタジア文庫 い 1-1-1) (2008/06/20) 壱乗寺 かるた 商品詳細を見る |
全国有数の進学校である全寮制私立御城学園。特に優れた人が選ばれるという“トップ3”と、それを支える“パートナー”は、他の生徒の尊敬を集め、また様々な面で優遇される。
第十三期の“トップ3”は、理事長令嬢で才色兼備の巫城都、文武両道で人望も厚い秋月春太、そしてなぜか容姿も頭脳もぱっとしない藤倉冬麻。三人を支える“パートナー”、真霜八千代、筧カンナ、長峰泉。
六人と周囲の人々が今日も織りなす学園生活。
1巻が発売中。
もともと富士見ミステリー文庫で『さよならトロイメライ』というタイトルで発売されていたのが、富士見ファンタジア文庫でタイトルを変えて発売。話は続き…っぽい。ただし、帯にもあるように(ってamazonの画像にはないが)、“初心者大歓迎”でこれから読んでも別に困らない。
まあ、もともと何で富士ミスだったのか分からん作品だったので(いやその手の作品多いけど、富士ミス)、レーベル変えてもノリは変わらないが、随所に(?)ちりばめられていたシリアス度はだいぶダウン。今後じりじりとシリアスをちりばめていくんだろうか。
★やまぞ~的評価:◎
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タグ : 放課後トロイメライ 壱乗寺かるた さよならトロイメライ
神無き世界の英雄伝
![]() | 神無き世界の英雄伝 (電撃文庫) (2007/07) 鴨志田 一 商品詳細を見る |
銀河星歴991年、銀河系で勢力争いを繰り広げていた人民共和国は衰退の道をたどっていた。巨大企業“クローバー”と“ミレニアム”の経済力でほとんどの政府機能が民営化され、破綻を免れている状態だった。
そんなある日、電子精霊が主を選ぶ式典が開かれ、士官学校を主席で卒業したロイ・クローバーと式典の給仕をしていたコックのレン・エンバスが選ばれる。電子精霊に選ばれた者は提督として一艦隊を率いるのが伝統で、コックであろうと例外はなかった。
時を同じくして、“クローバー”と“ミレニアム”が“企業連盟”として人民共和国からの独立を宣言、続く独立戦争で、ロイ・クローバーはもちろん、なぜかレン・エンバスも“企業連盟”側にたって戦うことに…。
3巻まで発売中。
う~ん、前提が長い。話の中身は、独立戦争~他勢力との争い、という戦争続きのスペースペラ。敵味方、両方にスポットをあてている点、戦略・戦術を駆使して戦っている点が、銀英伝を彷彿とさせる。防御兵器が発達したおかげで、砲撃がほとんど効かない戦艦が生まれ、戦艦が剣やら槍でどつきあうという不可思議な設定のため、戦術も複雑化してる。
まあ、元コックがいきなり戦略・戦術面で優秀さを発揮したりと、設定に微妙なトコはあるが、面白かった。3巻で区切りと言えないこともない感じで続きがでてないけど、続きでないかね。
★やまぞ~的評価:◎
ハックス!
![]() | ハックス! 1 (1) (アフタヌーンKC) (2008/11/21) 今井 哲也 商品詳細を見る |
高校生になった亜佐実みよしは、新入生歓迎会で上映されたアニメ映像に感動してアニメーション研究会(通称・アニメ部)に入ることにする。しかしアニメ部は部長一人のみで、実質、活動していない。
みよしは、そんな部長や、同じくあの映像に感動した美少年・児島や、その他の人々を巻き込んでアニメーション制作を始める。
2008年11月に1巻が発売。
最初はその気のなかった人たちを、天然なみよしがその気にさせていく。みよしは全く知識はないが、アニメのもとになるパラパラ漫画を描きまくる。児島はPCスキルがけっこうあって、みよしの描いたパラパラ漫画をPCで動画にしたり。
最初の作品を、ニコ動(作中では“二十一世紀ひのまる動画”略して“二○動(にまるどう)”)にアップっていうのが、現代っぽくておもしろい。
派手な盛り上がりとかないけど、真面目に部活動やってる漫画なので好き好きかな。PCの知識とかなくても、素人のみよしに説明しているからわかりやすい。
★やまぞ~的評価:△
ぴにおん!
![]() | ぴにおん! (MF文庫J) (2008/11) 樋口 司 商品詳細を見る |
佐々木与四郎は、ちょっとした超能力が使える以外、ごくごく普通の高校生。その超能力があっても中学生まではいいことが何もなかったので、高校では普通に暮らそうと思ったが…。入学式の日、クラスの自己紹介で、「木元二葉です。佐々木与四郎と3年後に結婚します」。その後も可愛い女の子たちに次々と迫られて…!?
2008年11月に発売。
十秒間精神集中してライター程度の火しか出せない超能力者。役に立たない上に、人と違うって意識はついてくるという苦労をしょった与四郎が、超能力者であるこおかげとでモテるはじめていいことがあった。
とそんなに話はうまく行かない。理由を聞くと、なあんだ、って感じな上に余計な苦労も背負い込むことに…。
どっかで見たような気もする設定だけど面白い。ただ随所に、「何の変哲もない高校生だ。……すまん、何の変哲もないというのは嘘だ。実は超能力が使える。その力を使って、俺は日夜仲間たちと共に悪の組織との戦いを繰り広げている。……やっぱり嘘だ。」的な脱線が多くてやや読みにくい。おまけに本編中で現実感のある夢を見せる能力とかも出てくるので余計に。
★やまぞ~的評価:○
意外と続くもんだ。
一応、毎日更新のペースを維持して2ヶ月近く。
始めた頃は、1ヶ月も持てばいいんじゃないかと思ってたけど、意外と続くなあ。
一つには、仕事の方で余裕ができたってのもあるかな。
仕事が減って、余裕ができてるので、喜ばしいことではないが。
昔の読み返したりしていると、懐かしくて読みふけってしまったり、逆にやっぱり面白くないから売ってしまえ、とか在庫(?)の整理にもなる。
ここまで来たから年内ぐらい毎日更新で行けるかな…?
始めた頃は、1ヶ月も持てばいいんじゃないかと思ってたけど、意外と続くなあ。
一つには、仕事の方で余裕ができたってのもあるかな。
仕事が減って、余裕ができてるので、喜ばしいことではないが。
昔の読み返したりしていると、懐かしくて読みふけってしまったり、逆にやっぱり面白くないから売ってしまえ、とか在庫(?)の整理にもなる。
ここまで来たから年内ぐらい毎日更新で行けるかな…?
Oz
![]() | Oz 1 (1) (2008/11/22) 岩井 恭平 商品詳細を見る |
近未来。発展途上国の急激な進歩により、環境汚染や資源の渇枯、人口の増加が深刻化。それらの解決策として、考案された仮想現実空間“GAIA”。超巨大規模の感覚接続電子空間である“GAIA”では“痛み”以外の感覚は現実とほぼ同じである。
大野結利(ゆうり)は、ある日「Oz」と呼ばれる一枚のカードを拾ったことで“痛み”も含めた感覚がリアルに感じられ、またログアウトできなくなる…。
2008年11月に1巻が発売。
結利(ゆうり)が困惑してるトコに、ドロシーという少女が現れ、カードを返せと言う。Ozカードに関する知識をドロシーから得て、それがとんでもないカードであることを結利は今更ながらに知る。複数あるOzカードの持ち主がポイントをため、争ったりして、最終的に持ち主が一人になると莫大なカネが手に入るらしい。カードにプログラムを登録できるのだが、何も知らない結利が登録したのは戦闘には使えない弱いプログラム。これでどうやって生き残る…?
巻き込まれた挙げ句に、知らずに自分が生き残る道を狭めてしまった主人公。さあ、どうする? って感じ。呼んだら自転車が出てきたり、PC使わなくても情報が視界に表示されるのは便利だけど、触感残して痛覚は消すとかムリじゃないかな~。
ほんのりお色気もあり。
★やまぞ~的評価:○
いちばんうしろの大魔王1-4
![]() | いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫 (み01-02-01)) (2008/02/01) 水城 正太郎 商品詳細を見る |
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![]() | いちばんうしろの大魔王ACT4 (HJ文庫) (2008/11/29) 水城 正太郎 商品詳細を見る |
西暦30世紀、魔法が当たり前に存在する世界。100年前の魔王との大戦は辛くも人類の勝利に終わった。
親を知らず、孤児院で育った紗伊阿九斗(さい あくと)は他人に迷惑をかけないよう慎ましく生きたいと考え、コンスタン魔術学院高等部への編入する。ところが職業適性審査で、将来の職業を“魔王”と判定され…。
阿九斗の波乱に満ちた学園生活が始まる!?
2008年11月に4巻が発売。
巻き込まれ型の主人公が、がんばった挙げ句裏目に出て状況が悪化する感じ。将来の魔王と宣言された阿九斗は、もちろん色々うわさになって、それを打ち消そうと清く正しく生きようとするんだけど、真面目に頑張れば頑張るほど、大魔王っぽい貫禄がついてしまう。
天然幼なじみとか、真面目委員長とか、黒魔術な色っぽい先輩とか、無表情なアンドロイドとか周囲に女の子が集まってプチハーレム状態な感じだし、魔王の従えていた竜を従えることになってしまったり。
だんだん魔力を制御できるようになったり成長はしてるんだけど…。
★やまぞ~的評価:○
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タグ : いちばんうしろの大魔王 水城正太郎
ストレイト・ジャケット1-8
![]() | ニンゲンのカタチ THE MOLD―ストレイト・ジャケット〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) (2000/08) 榊 一郎 商品詳細を見る |
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![]() | ストレイト・ジャケット8 イケニエのロンリ ~THE SACRIFICE 2nd.HALF~ (富士見ファンタジア文庫) (2006/04/20) 榊 一郎 商品詳細を見る |
魔法が誰にでも使える形で発展した世界。他方で、魔法を乱用した結果、人に仇をなす“魔族”となるものも続出、人々は脅威に晒されていた。
重火器などの物理的な兵器はほとんど利かず、対抗するには魔法しかない。モールドと呼ばれる鎧をまとって魔族と戦う“戦術魔法士(タクティカル・ソーサリスト)”。人々は彼らを“ストレイト・ジャケット”と呼ぶ。
2008年10月に9巻が発売。アニメ化もされてる。
今さら1巻から読んで、やっと8巻まで。
この作家にしては珍しく、ハードボイルドな感じ。
主人公のレイオットは過去をひきずりつつ、無資格の戦術魔法士として、魔族との戦いに身を投じる。その傍らには、かつてレイオットが殺した魔族から生まれたカペルテータがひっそりと付き従う。
警察やら軍が持ち出したり、レイオットらが補助的に使う重火器が、なんというか趣味的な感じに細かい説明。
すごい盛り上がりとかはないけど、何となく続きが気になるので読み進めてる。
★やまぞ~的評価:○
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タグ : ストレイト・ジャケット 榊一郎